新学期がはじまったので、忙しい一週間だった。

中でも1年生の授業は2年と違い、初めての対面なわけなので、あちらも緊張・こちらも緊張。




自己紹介を紙に書かせた。


毎年やるのだが、紹介文の中に登場するお父さんお母さんの趣味や経歴・まんがの趣味が・・・・・年々生徒たちの親の推定年齢に近づいていっている気がする。


以前は、親が青春時代に見てたまんがといえばお母さんはベルばら・お父さんは俺の空あたりだったのだが、いまはお母さんはくらもちふさこや岩舘真理子、お父さんは寺沢武一や新沢基栄といったところ。



う~ん、かなり近い。



中でひとり、お父さんが小劇団ブームの頃、劇団をやっていたという子がいた。

ああ、そうか、あの頃結婚した友達の子はもうこんなに大きくなっていたのか。

みんな元気にお父さんしてるかな。バイトだけだと子供の学費が心配っていってたけど、就職したのかな。

貧乏でも売れなくてもただただ笑って飲んで毎日稽古してたあの頃は、もう昔なんだな。




などと遠い目になってしまっていたちょっぴりおセンチな新井祥・もうすぐ41歳。