新井祥オフィシャルブログ「クィアな日常」Powered by Ameba-100616_1719~01.jpg

漫画喫茶で調べものをしたとき、出来心で『あさりちゃん』を「年代別」に読んでみました。



これがまた面白い!!




女の子むけギャグ漫画は時代の流行がモロに反映するとききますが、まさにそんな感じ。


あさりちゃんの「ギャグ顔」の書き方の変化のみならず、ネタの内容も時代ごとに移り変わっていっていて…



連載当初は昭和な暮らし向きの浜野家も、バブルの頃は海外旅行ネタやお金&財テクネタが混じり、逆に暴力ネタ&体罰ネタはぐんぐん減り…


1999年あたりの世紀末にはロックやパンクファッションネタや援助交際ネタ、ルーズソックスをはいて女子高生になってる「高校生編」もあり…



2000年代に入ると、ファンタジーRPGやライトノベルみたいなノリのネタの回やペットネタ…そしてなんと近年では腐女子ネタの回まで(驚いたので表紙の写真を撮ってしまいましたw)


家電や子供たちの持ち物もぐんぐん変わっていって、いまでは携帯電話や携帯ゲーム機を持ってるクラスメートも当たり前のように登場しています。




青池保子先生の「エロイカより愛をこめて」もそうですが、キャラクターをかえないまま状況だけ21世紀になっていっているのが驚き(@_@)映画の『007』シリーズみたいです(笑)




2006年の刊で室山先生が入院された話がありましたが…お体に気をつけて、これからもまだまだ時代の色を映し出していってほしいと思いました(^o^)