国民病と言われている腰痛ですが、病院で検査をしても原因がはっきりしない場合も多いと言われています。

今回はその中でも原因の一つとして考えられているストレスについてご紹介します。

 

ストレスと腰痛の関係

 

ストレスは脳機能に影響を及ぼし、その結果身体に様々な不調が現れます。

多くの方でよく知られているのは、「眠れない」や「お腹が痛い」など

実は腰痛もストレスによって引き起こされることがあります。

 

その原因として考えられているのは、血行不良です。

心理的ストレスにより冠動脈が一時的に痙攣をおこし、それによって動悸や息苦しさが起こることがあります。

これと同じようにストレスにより腰の筋肉の血流が悪くなり腰痛を起こすと考えられています。

また、腰の器質的な問題よりも、脳の痛みを感じるシステムの不調により痛みが引き起こされていることもあります。

ストレスが脳機能に影響を与えた結果、ドーパミンが放出されにくくなり、痛みが長引いたり、わずかな痛みも強く感じるようになってしまうのです。

このようにストレスは腰痛を悪化させる原因となりますが、腰痛そのものがまたストレスの原因となり、悪循環に陥ってしまう場合もあります。

慢性的なストレスのサインは色々あります。

寝つきが悪い、イライラする、不安を感じる、食欲不振などが代表的に挙げられます