新井旅館の創業は明治5年。
湯治場の形から、明治14年に温泉宿に変化してきました。
明治16年には岩倉具視氏。
明治19年には三條実美氏。
他にも多くの政治家や皇族の方々のご投宿を頂きました。
明治30年代、三代目相原寛太郎に代が変わると、相原寛太郎が交流を深めていた、前田青邨・小林古径・安田靫彦・速水御舟・今村紫紅・川端龍子・石井林響・長野草風・廣瀬長江などと言った明治13~18年生まれの若い画家の方々が、サロンのように集まってきました。
彼らの絵画が数多く残っていますが、頂いた手紙やはがきなども数百点残っています。
そんな手紙をいくつかご紹介しています。
今日は明治44年3月。
今から113年前に頂いたはがきをご紹介。
伊豆修善寺 相原天城様(相原天城は三代目相原寛太郎の雅号)
三月二十日
本郷千駄木町十三 中西方 廣瀬長江
消印は「駒込 44.3.20」 「修善寺 44.3.21」
はがきの内容はこちら。
読み下しはまた後日
今回のはがきの廣瀬長江画伯とは→2022年5月18日の日記)
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