大正4年2月13日に頂いた「日本画家 横山大観画伯からの手紙」
前回までは
御手紙拝見いたしました。
御指示いただきましたことを受け、さっそくお伺いいたしお話をお伺いいたしたいのですが、
戻ってきたばかりで雑用に追われ、お伺いする機会がなかなか作れず、大変ご迷惑お掛け致しております。
大中小の内、もっとも簡略で小規模で一時的な修繕をお伝え願えればと思います。
費用の方は、御発注をお願い致し、ご連絡いただき次第送金致します。
そんな文章でした。
最後の部分です。
三月初旬には是非一度拝趨仕り度何分宜敷御取計願上候
右御挨拶迄申上候
十三日 大観拝
相原寛太郎様
3月初旬には是非一度お伺いさせていただきたく、どうぞよろしく取り計らいの程お願い致します。
まずはご挨拶もうしあげます。
横山大観画伯と新井旅館三代目相原寛太郎とのお付き合いがわかる手紙のご紹介でした。
新井旅館に残る巨匠たちとの団らんの写真
左手前が横山大観画伯、その後ろに新井旅館三代目相原寛太郎。真ん中に安田靫彦画伯、右は前田青邨画伯です。
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