GW初日の修善寺温泉は予報通り雨。

 

日中はそれ程強く降らないようですが、夕方から夜にかけて少し強くなるような予報です。

 

今日は歴史画の大家「安田靫彦画伯」の話。

 

新井旅館三代目相原寛太郎と義兄弟の契りを交わすほどの仲で、新井旅館には安田靫彦画伯の作品が数多く残されています。

 

今年のブログでは安田靫彦画伯に携わって頂いた建物のご紹介もしています。

  

国の登録有形文化財の「月の棟」や「渡りの橋」「花の棟」「山陽荘」「吉野の棟」「観音堂」「あやめの棟」そして「天平大浴堂」の建物は安田画伯の設計や考証で出来ています。

  

書や絵画や書簡などもたくさん残されていて、ブログや書画展示場などで皆様にご覧いただいています。

 

安田靫彦画伯の作品と言えば、昨年、吉田茂元首相が1956年に安田靫彦画伯に依頼して英国ウィストン・チャーチル元首相に送った富士山の絵画が存在することが判明。

 

地元の河野太郎大臣が当時の英国外務大臣に問い合わせて所在が分かったそうで、ナショナルトラストコレクションのウェブサイトで見ることができます。  http://www.nationaltrustcollections.org.uk/object/1102462

 

吉田茂元首相に富士山の絵画を頼まれたとき、「富士山の絵画ならば大観に頼んだ方がいい」と当初断ったそうですが、元首相の熱意から描かれたと言われています。

 

安田靫彦画伯は、1978年(昭和53年)4月29日、神奈川県大磯町の自宅にて94才でお亡くなりになられました。

   

今日4月29日は安田靫彦画伯の命日 「靫彦忌」

  

亡くなられて43年が経ちましたが、安田画伯のすばらしい作品が色々な場所に眠っています。

  

今日は黄金色に輝く大磯からの富士山の絵画をご覧頂き、安田靫彦画伯を偲んでください。

  

 

 

昨年の靫彦忌の日記→2020年4月29日の日記

 

 

 

 

 

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