明治41年築 登録有形文化財 霞の棟

    

昨年築110年が経ち、一部リニューアルを致しました。

    

  

元々は静岡の千頭の赤松をふんだんに使った建物。

  

当時はかなり高級な建物だったそうです。

 

全体像はできるだけ昔の形を残してのリニューアル。

 

その中で今日は「霞十号室」のご紹介。

  

  

もともとは八畳一間だった部屋を十畳バストイレ付にリニューアル

  

  

桂川沿いで、下を「竹林の小径」が通っています。

   

  

今風に変わった部分もありますが、天井や欄間などは昔のまま。

 

 

昔の日本建築がそのまま残る欄間。

 

この欄間、もともとこんな流線型になっています。

 

そして、風の通りをよくするためにこんな工夫がされています。 

 

  

回転します。

  

 

昨年までは、窓ガラスがなく障子だけで仕切られていた部屋もあるほど昔のままだった霞の棟。

  

明治時代の建築の名残かと思われますが、やっぱり日本建築って素晴らしいと思います。

  

  

 

 

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