今日の修善寺温泉は雨。
「華の池」には雨の波紋がたくさん。
右側の建物は大正5年築 登録有形文化財 「桐の棟」
左側が昭和9年築 登録有形文化財 「花の棟」
「花の棟」は日本画家安田靫彦画伯の考証がたくさん入っています。
たとえば廊下の窓ガラスのデザイン。
卍崩し
二階の廊下の板は「国産の松」
それも幅広の一枚板。
一階の板は湿気を逃がすように細かな板。
二階は下に響かないように広い板を使っています。
今日はその「花の棟」三号室に入ってみます。
８畳トイレ付の和室です。
昔の建物ですが、トイレはウォシュレットに変えています。
「おまかせタイプ」のお部屋。
障子を開けると、
目の前は「桂川」と「竹林」
床の間はこんな感じ
お床は、
岐阜瑞龍寺 清田保南老師の「白雲万里」
床の間には「下地窓」がつけられています。
ちょっとした日本建築の粋を味わえる部屋です。
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