三連休最後の今日も、修善寺温泉はいいお天気となりました。
夕方になり少し雲が多くなってきたような感じです。
今日は「花の棟」七号室のご案内。
「花の棟」の一階は、平成16年の台風22号で大きな被害を受けました。
その後改修工事を行い、現在に至っております。
入口のドアは、修復前より丈を長く造りなおしました。
素材は50年以上寝かしてあった杉板を製材して造ったものです。
ドアの回り(三方枠)は台湾檜で出来ています。
中に入ってみます。
踏み込みは四畳半ほどの広さ。
以前は全て畳でしたが、手前に松の板を2枚並べてみました。
本間は十五畳の広い部屋です。
床の間は書院風。
脇床横のすりガラスのデザインは「安田靫彦画伯」によるもの。
床の間と反対側の天井にも「安田画伯デザインの卍の柄」
柱にも「安田画伯デザインの釘隠し」
ベランダからの眺め。
河川改修をしましたので、
昔のように「台風のたびに壁を設置する」ということがなくなりました。
そして、台風後には「足湯」も設置しました。
昭和初期に利用していた昔の洗面台を利用しています。
外塀の枠の柄も「安田靫彦画伯」のデザイン。
「花の棟」七号室は、
安田靫彦画伯がデザインされたものと、50年以上寝かせた天然杉や松、
そして台湾檜を使用した三方枠や扉、障子の桟など、
部屋の材料なども御覧いただければと思います。
新井旅館のホームページもどうぞご覧下さい。
We look forward to your visit to our website.