昨秋より客室「桐の棟」の耐震性・耐候性を向上させ、
より使い勝手のよい客室とするための改修工事を行ってまいりました。
半年以上、ご宿泊の皆様には「工事中の桐の棟」が目に入りご迷惑をおかけいたしました。
「登録文化財 桐の棟」は、大正５年に木造瓦葺き二階建で建てられました。
完成当時の桐の棟ですが、まだガラス窓もない時代。
昭和初期にガラス窓が付き、昭和３０年代に壁が塗られ今の形になってきました。
改修前の「桐の棟」
池の上に建つ建造物として注目を集めた「桐の棟」
ようやく改修工事が終了し、いよいよ８月５日にグランドオープンします。
全体的な形はあまり変っていませんが、東側二階の「桐２号室」は大きく変りました。
１０畳だった本間は１２畳となり、全体的に開放的な部屋になっています。
このあと各部屋に新しい畳が入り、カーテンなど備品が取り付けられます。
新しくなった「桐の棟」へのご宿泊、お待ちしております。
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