今日の修善寺温泉は晴れ。
今から約91年前の手紙より抜粋
大正14年4月16日 芥川文宛
・・・ここへ来て改造の旅行記、文藝講座、文藝春秋の三つだけ片づけた。
これから女性へととりかかる。電報はもう四五本たまった。
お客は少なくなる一方らしい。久米 里見 吉井 中戸川 泉等
皆ここへ原稿を書きに来ているので女中は心得たものだ。
用だけさっさとすまして無駄話や何かはしない。・・・(後略)
手紙にあるように大正時代、久米正雄・里見弴・吉井勇・中戸川吉二・泉鏡花など、
多くの小説家の方が訪れた新井旅館。
そしてこの手紙を書いた方は、
芥川龍之介
大正14年4月10日から5月5日にかけて、「新井旅館 月の棟」に宿泊されています。
そして今日7月24日は芥川龍之介がなくなった日
河童忌
です。
今日は芥川作品を読みながら、芥川龍之介を偲んで下さい。
以前の記事もどうぞご覧下さい→2012年7月24日の日記
新井旅館のホームページもどうぞご覧下さい。
We look forward to your visit to our website.
歴史・文化に囲まれた宿 新井旅館 http://arairyokan.net/