今日の修善寺温泉は晴れ。

  

本日は三島市で開催された、

  

茶道裏千家淡交会熱海青年部のお茶会に参加してきました。


三島駅から歩いて3分の場所にあります「ゆうゆうホール」と


三島私立公園の楽寿園内「梅御殿」にての二席。


楽寿園は、新井旅館にもご投宿をなされた、


小松宮彰仁親王の別荘として明治23年に造営されたもので、


昭和27年から三島市が管理運営している施設。


梅御殿も同時期に造られたもので、国の有形文化財に登録されています。


その梅御殿の席の様子です。


待合の床の間には、



上棟式に使われる「幣串(へいぐし)」


そして墨壺



幣串は「水」という字を表しているそうです。

 

その両側に
 

 

バラの花束。

 


そして本席。

 


岐阜 瑞龍寺 三井大心老師の「以和為貴(和を以て貴しと為す)」


聖徳太子 十七条憲法の第1条



花入れの台は黒柿の手造り。
 

そして何と言ってもこちら

 

 

赤松の板風炉も手造り。

 

煙草盆も手造りです。

 

そして結界に大鋸が置かれています。

  

 

こちらのお席の席主の方は、なんと大工さん。

 

待合の幣串や墨壺はそのイメージを出し、

 

かんなで削ったヒノキをバラに仕上げ、お香を使えないため香りを楽しむためのもの。

 

聖徳太子は法隆寺の建立や、

 

大工道具の曲尺(かねじゃく)を発明したことなどから、大工の神様と言われているそうです。

 

手造りの茶道具や大工の話など、

 

青年部のお茶席ならではのとっても楽しいお席でした。

 







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