今日の修善寺温泉は雨時々曇り。

      

お昼過ぎ現在は、霧雨が続いているような状態です。

       

         

しっとりとしたこの空間。

  

今から74年ほど前の1941年10月17日、

          

この太鼓橋を渡って、山本五十六提督が「吉野の棟」へ歩いていきました。

         

         

三修社さんの「黒焦げの水筒」より抜粋。

        

         
「新井旅館は、修善寺の中心街から少し歩いたところにあり、

        

日本の昔の時代への連結点だった。」

         

と書かれています。
          

      

「引き戸が客人を静けさと瞑想の世界へ招き入れてくれた。」

      

74年経った今もその雰囲気は変わりません。

  

    

     

山本五十六提督がこの太鼓橋を渡った4年後の、

  

昭和20年(1945年)6月19日

      

123機のB-29が静岡市爆撃の任務を受け、グアム島から飛び立ちました。

     

19日未明から20日朝にかけて、焼夷弾爆撃によって2千人の市民が亡くなり、

     

静岡市の約3分の2が破壊されました。

     

だるま山からも駿河湾越しに真っ赤に燃える静岡市街が見えたそうです。

   

 

今日は静岡大空襲から70年。


   

    

空襲もうけずに残ったこの建物、この平和な空間が当たり前のように続きますように。

    




以前書きました「黒焦げの水筒」の日記もどうぞご覧下さい。

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         2011年3月3日の日記







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