今日の修善寺温泉は曇り。

     

午後からは雨の予報です。

     

大正8年築 登録文化財 月の棟

     

大正14年4月には芥川龍之介が滞在した棟。

     

     

昭和35年、全体の形は変えずに改装しました。
    

当時の写真がこちら。

     

    

廊下で工事を見つめている初老の男性。

     
日本画家 川端龍子画伯 です。

      

当時75歳
    

昭和34年に文化勲章を受章された画伯。

 

月の棟は、文化勲章受章者川端龍子画伯の意匠によって改装されました。

     

「庭と建物の中とを一体化させる。」

     

そんな思いがこの空間にはあります。

         

    

川端龍子画伯の揮毫

     

     

新井旅館のロゴとなっています。

     

修善寺を愛し、明治45年から新井旅館をご利用いただいておりました龍子画伯、

     

月の棟の改装から6年後の1966年(昭和41年)4月10日、80歳の生涯を閉じます。

    

川端龍子画伯が眠るのは、福地山修禅寺。

     

   


   

  


今日4月10日は、

 

修善寺を愛し、新井旅館を愛していただいた

  

川端龍子画伯の命日です。

   


過去の関連記事もどうぞ→2012年4月10日の日記

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