今日の修善寺温泉は快晴。

 

富士山も一日綺麗に見えていました。

 

が、昨日に引き続き風がとっても強い一日。肌寒さを感じる一日でした。

 

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新井旅館の創業は明治5年。

  

およそ140年の間に、多くの文人墨客の方々のご宿泊を頂いております。

  

明治時代の冊子には、

    

小松宮・閑院宮・北白川宮・山階宮・梨本宮各殿下、

   

九條・三條・岩倉・徳川・毛利・黒田・大山・児玉・桂・寺内・奥・メッケル・

   

河村・樺山・東郷・岩崎・三井各閣下

   

のご投宿の光栄を荷う

    

といった文章が残っています。

   

また、明治後半からは、

 

横山大観・安田靫彦・前田青邨・小林古径・今村紫紅など近代日本画の巨匠や、

   

高浜虚子・幸田露伴・里見弴・泉鏡花・芥川龍之介・川口松太郎など俳句や小説家の方々、

  

そして中村吉右衛門さんや市川左団次さんといった、

 

歌舞伎界の方々のご宿泊などもいただいております。

 

 

そんな歴史の中、

 

多くの方々の滞在によって生まれたエピソードなども多く残っています。

 

そんなエピソードを取り上げた番組などが企画されますと、


新井旅館での撮影が行われたりします。



今回、来年1月12日(月・祝)19:30~21:00

 

NHK・BSプレミアム「東海道五十三次」

  

の撮影が新井旅館「霞の棟」にて行われました。

  

 

大正4年 

  

横山大観・下村観山・今村紫紅・小杉未醒の一行は東京を出発し、

  

京都までを旅しながら、東海道五十三次を描写し絵巻にしました。

  

その途中一行は、修善寺温泉新井旅館に立ち寄り、一幅ずつ絵画を残しました。


東海道を旅行中の4名は、わざわざ東海道から外れた修善寺温泉に宿泊。


当時の彼らにとっての新井旅館の存在の大きさが伺えます。  

 

その際のエピソードを、


横山大観画伯が大変お気に入りだった「霞の七番」で撮影しました。



そして今回の撮影に出演されたのは、

 

俳優の井浦新さん

 

すらっとした体系からやさしさがにじみ出てくる、とっても素敵な方でした。

 

井浦新さんのHP→TEN CARATさんのHP(井浦新さんのプロフィール)

     

女将とのツーショットです。 

    

    

ご宿泊のお客様との記念撮影にも気さくに応じていただきました。

       

ありがとうございました。



来年の1月12日(月・祝)どうぞお楽しみに。






新井旅館のホームページもどうぞご覧下さい。

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