今日の修善寺温泉は晴れ。
昨日からの強い風が、午前中はまだ引きずっていましたが、
午後からは風も収まって暖かい一日になって来ました。
今日はこちらの写真。
新井旅館自慢の天平大浴堂
シャワーは付いていません。
上がり湯(お湯と水を桶に入れて体にかけます)で体を清めます。
昭和6年から三年の歳月をかけて完成しました。
設計は、早稲田大学卒の中村鎮氏。考証を安田靫彦画伯が担当しました。
当初はビサンチン建築のお風呂の予定でしたが、
安田靫彦画伯の兄、安田直次郎(歌舞伎役者:中村七三郎)氏の助言で、
「和風旅館には和風のお風呂、それも歴史ある建築で」という話から、
天平建築に変更され昭和9年に完成しました。
最後につけられた燈火がこちら。
安田靫彦画伯の友人で、安田画伯同様文化勲章を受章した、
香取秀真(かとりほつま)氏の作品。
今日1月31日は、
天平大浴堂の燈火を作成していただいた
香取秀真氏の命日です。
香取秀真氏の過去ブログは→2010年1月31日の日記
新井旅館のホームページもどうぞご覧下さい。
We look forward to your visit to our website.
歴史・文化に囲まれた宿 新井旅館 www.arairyokan.net