新井旅館お薦めの部屋はいくつかありますが、
今日は吉野の棟の一つ
「山吹」
昭和１０年築
登録文化財の吉野の棟には、「吉野」・「龍田」・「山吹」の三部屋があります。
「吉野」と「龍田」は二間続きの広い部屋ですが、
「山吹」は十畳の部屋に、広縁とバストイレが付いた部屋。
ベランダの椅子に座って竹林の小径を見ていると、時間を忘れてしまいます。
この部屋のもう一つのお薦めはお風呂。
昭和初期の客室には、トイレやお風呂といった不浄のものは付いていませんでした。
そのため、トイレやお風呂は基本的に後から付け足しています。
この部屋のお風呂も階段を下りたところにあります。
こちらがお風呂の中。
伊豆石でできた風呂です。
お湯をはるともっと緑色に変わってきます。
そして湯船に入ると、アルカリ性の温泉がさらに柔らかく感じられます。
新井旅館のお部屋のお風呂は、ひのきのお風呂や岩風呂などいろいろ。
その中で、この伊豆石のお風呂はまた入った感じが変わります。
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