今日の修善寺温泉はとっても暖かい一日。
温泉街を歩いているとポカポカしてくるような感じでした。
今日は、千頭の松をふんだんに使い明治43年に建てられた、
霞の棟からの景色をご覧ください。
まずは、桂川側の窓です。
旅館のまわりでは、一番色づいた感じです。
振り返って180°反対側、月の棟側を見ると、
こちらも一本かなり赤くなった紅葉を見ることができます。
そして横を向いて、青州楼側の景色です。
こちらも目の前に紅葉が迫っています。
横山大観画伯が手紙の中で、「来月おじゃましたいが、部屋は例の霞の七番でお願いします」
と指定されていた部屋。
そして、雪の棟が常部屋だった高浜虚子さんの自伝「虚子自傳」では、
「池の向こう側の霞の二階に、吉右衛門の一家が来ているらしい。」と書かれている部屋。
登録文化財「霞の棟」は、部屋の中にお風呂はもちろん、トイレもありません。
ご不浄なものは廊下に出されています。
三方のうち二方がガラスでなく、障子で囲まれています。
二枚目と三枚目の写真のところはガラスが無いんです。
障子だけですので、夜は必ず雨戸を閉めます。
そんな昔タイプの霞の棟からはこんな景色も眺められます。
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