昭和五年に発行された「修禅寺夜話」より抜粋
(修禅寺夜話は、著者深谷博道氏・修禅寺出版発行の修禅寺の歴史を綴った冊子です。)
「明治七年の四月二十六日に、哀れや鐘が、身売りの憂き目にあいましたので、
桂谷の明け暮れに鐘の音をきく事が出来なくなりました。」
とあります。
何らかの理由で、修禅寺から「ゴ~ン」という鐘の音が聞こえなくなって半世紀
「第三十七世大潤宗潭大和尚の発願によって、ついに現在の大梵鐘が新調され、
感じの良い鐘楼が建立され、大正四年の三月七日から桂谷に鐘の音がよみがえって参りました。」
と書かれています。
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おそらく、そのときの写真です。(修禅寺境内にて)
真ん中のご住職が大潤宗潭和尚、向かって右隣に新井旅館三代目女将相原つるがおります。
大正四年に新調された梵鐘と、建立された鐘楼の写真。(昭和初期)
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