龍子記念館のすぐ前に、川端龍子画伯の住まいをほぼ往時の姿のまま保存している龍子公園があります。

こちらは11:00 13:00 15:00のみ職員の方がご案内してくださいます。

(大田区立龍子記念館資料より)


この建物と庭を見ると鳥肌が立ってしまうくらい感動しました。

ひしめきあう都内の住宅地に、昭和初期の建物と生い茂る樹木。

川端龍子画伯自身の設計で建てられておりますので、至る所に思いが込められています。

そしてもう一つ感動した点、

新井旅館の玄関 月の棟は昭和35年に川端龍子画伯の考証により改装されましたが、

龍子公園に入ってすぐの石畳、

旅館玄関すぐ横の壁・・・こんな感じです。


アトリエの屋根の出具合も

こんな感じに出ていました。


アトリエの特注ガラス(普通のガラスの倍の大きさで、尚かつ手漉きガラス)

旅館の玄関を彷彿させました。


庭を歩いていると

旅館の玄関と同じつくばい発見


外の景色を見たいために大きなガラスにする。ガラスに雨がかからないように屋根を長く出す。

庭の石は、大好きな修善寺桂川の石。


新井旅館の玄関には、川端龍子画伯の思いが詰まっています。


歴史・文化に囲まれた宿 新井旅館  www.arairyokan.net

川端龍子画伯の建築をご覧あれ・・・