不仲なわけではない野島夫妻は決して不仲なわけではない。 結婚して二十五年、造園設計業を営む夫とはふたりの娘に恵まれ、一九九〇年に現在住む東京郊外のマンション を購入。 夫は、子どもの学校行事やマンションの自治会活動にも積極的に参加する、仕事一辺倒ではないタイプだ。 片づけ好きという性格も手伝って、家事は半々とまではいかないにしても、八対二程度には受け持つ。 団塊世代の男性の中ではまめな部類に入る人だろう。 そういう関係でも「リタイア後も夫婦一緒に」という生活は考えられないと野島さんは言う。