大牟田と博多の天神を結ぶ西鉄の三国が丘駅で下車すれば,すぐ西側の三沢遺跡を歩いて突っ切って九州歴史資料館に至ります。
そこまで大きな博物館ではないので滞在時間は1~1.5hといったところでしょう。
西鉄柳川駅で下車すれば,川下りで有名な掘割の光景がここかしこに広がっています。
柳川城跡そのものは大幅に縮小されて大した遺構もありません。
日吉神社にはウサギがたくさん飼育されていて,微笑ましい限りです。
柳川城の鬼門に建てられている三社神社は,柳河初代藩主立花宗茂と正室誾千代,さらに岳父立花道雪を祀っています。
そこは平成17年(2005年)に放火で堂塔一宇を焼失してしまい,現在復興のための募金活動中です。
前日は20時まで開館している久留米市立中央図書館で戦国時代の柳川について,特に蒲池氏を中心とする動向を予習して臨みましたが,大友氏と龍造寺氏が角逐(かくちく)した場所でもあったわけです。