4泊5日の東四国の旅 | 新井学院(橋本)~時に先生と生徒の邂逅も人生の転換点になりうる~

新井学院(橋本)~時に先生と生徒の邂逅も人生の転換点になりうる~

新井学院埼玉県さいたま市/北浦和)の橋本(英語&日本史講師)によるブログです。
内輪ネタは非公開とするため,誠に勝手ながら,アメンバーはメールまたはメッセージにて実名を名乗って下さった方のみ承認しています。

友人と東四国を周遊してきました。
私にとって大歩危(徳島)のみ2回目の訪問で,他は初めてでした。
友人も「ほぼ完璧」と言ってくれたほど完成度の高い旅ができ,過去の四国旅行の中でもNo.1の充実ぶりでした。

以下は個人的な感想ですが,もちろん趣味・関心・天候などにより異論百出するでしょう。
●一生に一度は訪れたいほど
◎かなりいいので訪れる価値は十分ある
○悪くはないので訪れる価値はある
△どっちでもいいところなので時間調整用


<3/3(日)/香川>※レンタカー移動
○飯野山(讃岐富士)
○讃岐國分寺(第八十番札所)
◎白峯寺(第八十一番札所)・白峰展望台
○根香寺(第八十二番札所)
○大崎山園地
△大崎の鼻
△一宮寺(第八十三番札所)


<3/4(月)/香川→徳島>※汽車移動
●八栗寺(第八十五番札所)
○志度寺(第八十六番札所)
◎金泉寺(第三番札所)
○極楽寺(第二番札所)
○霊山寺(第一番札所)
○大麻比古神社(阿波一宮)


<3/5(火)/徳島>※バス移動
●大塚国際美術館
○大鳴門橋遊歩道渦の道
○大鳴門橋架橋記念館エディ


<3/6(水)/徳島→愛媛→徳島→高知>※レンタカー移動
◎阿波の土柱・波濤嶽
○脇町・うだつの町並み
◎美濃田の淵
◎仙龍寺(別格二十霊場第十三番札所)
●大歩危峡


<3/7(水)/高知>※レンタカー移動
●室戸岬
◎最御崎寺(第二十四番札所)・室戸岬灯台
○津照寺(第二十五番札所)

 

↑飯野山(讃岐富士)
※標高422mと高尾山(東京)よりも低く約40分で登れます。まず私達は日頃の運動不足解消のため軽登山からこの旅行を始めるのでした。

 

↑讃岐國分寺(第八十番札所)
※四国は近世の建造物の宝庫です。仁王門をくぐれば比較的こじんまりとした境内に堂塔が点在します。

 

↑根香寺(第八十二番札所)
※樹齢1600年の欅の老木ですが,残念なことにもう生きていないようです。

 

↑白峯寺(第八十一番札所)
※平安後期の保元の乱で敗れた崇徳上皇は讃岐国(香川県)に流されましたが,この地で亡くなり埋葬されています。

百人一首の「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」の和歌でも有名です。

 

↑白峰展望台・大崎山園地・大崎の鼻
※晴れた光を浴びた瀬戸内海はどこを切り取っても美しく映えます。

 

↑一宮寺(第八十三番札所)
※高松市内なので人出は多いのですが,それだけ俗っぽい雰囲気になってしまっているのは残念です。

 

↑めりけんや高松駅前店
※高松では話の種にも讃岐うどんを食べるしかありませんが,ネット上の評価は低くないものの関東で食べる讃岐うどんと差が感じられませんでした。

 

↑八栗寺(第八十五番札所)
※五剣山の中腹にある荘厳な山寺で境内は比較的広いです。同行者も歴史を感じさせる立派な堂塔伽藍にただただ感嘆していました。

 

↑志度寺(第八十六番札所)
※今回の香川県最後の訪問地となりました。志度駅から徒歩圏内です。

 

↑金泉寺(第三番札所)
※徳島県に入りました。比較的小綺麗な建造物が迎えてくれます。

 

↑極楽寺(第二番札所)
※香川から徳島に移動するため,四国八十八箇所を三番から一番に逆順に歩きました。

 

↑霊山寺(第一番札所)
※四国八十八箇所の巡礼をしている人はあちこちで見かけますが,本当に全行程を歩いている人はかなり少ないものと思われます。中にはバスツアーもあるくらいです。

 

↑大麻比古神社(阿波一宮)
※霊山寺の裏手にある阿波国の由緒正しい一の宮です。一の宮というのはいにしえの時代にその地方国内で最も格式の高い神社を指します。

 

↑大塚国際美術館
※海外の名画約1000点からなる原寸大の陶板レプリカですが,オリジナルの空間まで再現されており圧巻としか言いようがありません。最低3時間は確保して訪れたい場所です。ネット割引制度があります。

 

↑大鳴門橋架橋記念館エディ
※こちらの施設は時間調整用にも使えます。ただし鳴門の渦潮は大潮の満潮か干潮でないと大きくできあがらないようです。

 

↑阿波の土柱・波濤嶽
※阿波PAに駐車して外に出られます。徒歩10分位のところに独特な崖がありますが,休憩がてらに立ち寄るにはちょうどいい場所です。そこまで規模が大きくはありません。

 

↑脇町・うだつの町並み
※ここは高速道路を降りる必要があります。それほど見所がある場所ではありません。

 

↑美濃田の淵
※吉野川SAに駐車して外に出られます。下りの場合トイレ脇に看板があるのでその通りに進めばわかります。四国三郎の異名を取る吉野川中流の渓谷美が堪能できます。遊歩道や岩場を歩いたりするのに1時間弱は見ておくべきです。

 

↑仙龍寺(別格二十霊場第十三番札所)
※現世から隔絶した世界に佇む山寺です。1つ1つの堂塔に凄絶な烈しさと孤高とも言える気品が漂い,本物の修験道が今に伝わります。酷道と呼ばれる国道をドライブする必要があるため,離合の判断が咄嗟にできるほど運転経験を積んでからトライしましょう。

 

↑大歩危峡
※徳島を代表する景勝地です。ここはケチらずに遊覧船に乗船してください。眼前に迫り来る奇岩巨石群は上からの徒歩ではあいにく見られません。

 

↑室戸岬
※ここは車でないとアプローチが難しい観光地です。晴天ならば高知市内から片道2時間弱かけて行く価値はあります。ただし旅の最終日ということもあり,遊歩道をすべて歩き通すだけの時間が確保できませんでした。

 

↑最御崎寺(第二十四番札所)・室戸岬灯台
※室戸岬の裏手にある山の上の仏閣です。海の見える境内は狭少ですが雰囲気はいいです。

 

↑土佐湾
※今回の東四国の旅は高松空港から入って高知空港から出ました。
朝8時に高知市内を出て室戸岬まで東へ向かい,15時のフライトに間に合うよう高知空港(南国市)まで戻るのでした。

 

↑津照寺(第二十五番札所)
※多少の時間的余裕を活かして最後にもう1つだけ霊場に立ち寄りました。