「祖国」には勿論
生まれ育った地元」にも愛着の念は無く
しかし 社会の最小単位「家族」に自主的、環境的に依存し 収斂され
深く深くコミットし息をする私は、「根なし草」に心底憧れているのです
「さすらい」を唄う民生は 蓋しウルトラセクシーな男であり
「旅」の匂いのする その佇まいだけで
メロンメロンになるのは致し方無いことなのです
翻って現実
私のすきなあのひとは 軍人の父を持ち 軍港のある街に生まれ 流れて大きくなった
だからこそ故郷を欲すのか
幼少期を過ごした 山口を愛していて よく話をしてくれる
「良いところだよ。海以外、何もなくて。」
といいつつ、
かつて人間魚雷「回天」という特攻兵器(映画「出口のない海」でエビ君が乗り込むアレ)の
訓練場があるんだよ。
と写真を見せてくれるが
その目がちゃんと哀しそうなので
心が凪いだように穏やかになる
もはや戦争反対ってギャグなのかしら?
そうじゃないといいな
コステロも歌ってるし
「愛と平和、分かりあうってことの何がおかしい?」
天保山・サントリーミュージアムでインシデンタル・アフェアーズ展を鑑賞
宮島達男「メガ・デス」が圧巻でした
「巨大な死」。ですよ
メタルな方ではありません
広い空間の壁面
びっしり備え付けられたデジタルカウンターには
1~9までの数字が青く光り、各々が点滅を繰り返している
夜行虫の 無数の囁きのようで大変美しく
半ばトランス状態で眺めていると 突然その光が一斉に消え真っ暗になる
まさに「巨大な死」の訪れ
この闇が漆黒で 眼球に黒いペンキを流しこまれたよう
完全なる闇
無
本当に何も見えない
これは死だ
高密度なブラックアウト空間による仮想体験
あと1分、この状況が続けば
不安のあまり走り逃げそうというギリギリのタイミングで「点灯」
再びカウントダウンし始める無数の青い光
もっていかれました。。
とるに足りない青い光と皆殺しの闇
「誰にだってそんなことされる筋合いはねぇよ!」と叫びたくなる
私には極めて和平祈願なモダンアートに思えました
というわけで
Dedicated to the one i love.
心理フィルターを下げて 上げて
オーバーフローするまで感じ尽くそうと
浜松町へ差し掛かるカーブで決意する
羽田空港からのモノレールにて
決意の瞬間 「ようこそ」とばかり、タワーマンションの洗濯物がはためいてご挨拶
このでんしゃはゆうらくちょうにいきますか?
澄んだ瞳で5歳ぐらいの坊や
その齢にて有楽町に用事とは 将来が非常に楽しみ
久々の東京は痙攣、狂乱、高速のメリーゴーランド
あらゆる隙間をぬって新しいものがつくり続けられ、消費される
一極集中も極まれり、圧倒的
立て続けにすれ違ったドラァッグクイーンの皆様 4名
客引きするマツコ・デラックスな風情のキャバ嬢 3名
不法就労外国人、ざっと数えて 37人
これすべて 20分の散歩圏内の出来事
さすが、世界的魔都の誉れ
新宿だぜ、メーン
投げ掛けられた称賛の視線数、 23 (希望的観測)
ナンパの数、0、5回
(泥酔サラリーマン 品川駅改札にて。言語不明瞭の為、正確なオファーとしては聞き取れず)
おそらくは5年ぶりの再開にも関わらず
「一ミリも変わんないね~」と甘言をくれる男友達、2人
その幸せを真剣に願う女友達、7人(内、1人は花嫁)
歌い出し失敗の回数、1回
花嫁の涙 2回
もらい泣き 2回
会えなくて残念ですな 1人
アデュー東京 またこんど