10月に入り、今年もあと3ヶ月を切りました。
日々の過ぎ行く速さに驚くばかりです。
さて本日は、弊社の設計施工物件で絶賛進行中である日開野町の家の様子をご紹介させて頂きます
現在の、外観の様子↓
外壁が貼り終わりました
足場を取り外した最後に玄関庇を取り付ける予定です
御施主様のご希望で、外観は
前から見ても横から見ても後ろから見ても凹凸の無いシンプルなスクエアとなっております。
総二階建ての場合、
●外壁のコストが節約できる
●1階と2階の壁や柱が上下間で合わせやすいので、耐震性を高められる
●凸凹が少ないと外壁の面積が小さいため、断熱性・気密性の向上が期待できる
等、長期に渡り住み続ける住まいに必要な要素が数多く挙げられます。
施主様も、ご自分でいろいろ研究されて、
総二階建てにしたい!
と、仰られた方のお一人です
また、玄関ポーチには外部からの視線を遮るため
背の高い打ちっ放しコンクリートの塀を設けています。
外壁の仕上げは、近年、弊社の設計施工物件で採用することの多い、
耐久性と断熱性を兼ね備えた
金属サイディング
色は新色 ネイビーです。
すっきりとしたフォルムな分、
外壁の濃いネイビーと、空の水色や玄関の塀のグレーなどの淡い色とのコントラストがよく映えます
現在、内部の天井下地を張り終わった段階なので
色々と完成してからのお楽しみですが、
部分的に、ここはという点をいくつかご紹介させて頂きたいと存じます
まずは、外廻りから。
2階の引き違い窓の下に取り付いているコチラ↓
サンワカンパニーのホセという商品なのですが、
いわゆる布団干しのバーです。
布団はやはり外で天日干しにしたいもの
しかし、今回は、1階に物干しスペースを取っています。
ベランダって必要でしょうか
雨漏りの不安もあるし、防水のメンテナンスも必要です。
はたまた掃除も必要ですし、面積も取る。
布団を干すだけのことを考えるなら、このバーを取り付けて、ベランダの面積分を部屋にしてしまった方がいいかも
という方には、このような物干しバーは一つの選択肢になります
シンプルなデザインなので建物の美観を阻害しません。
また、1間(=1820mm)の柱間に取り付けることができるので、
そこに1間(=1820mm)間隔の柱と柱が確実にあると分かれば
専用の下地要らずなのでリフォームでもオススメです
そして内部。
今回、省令準耐火ということで内壁下地材のプラスターボードを
梁の下端+30mm以上まで(梁にビス止めできる高さまで)伸ばさなくてはいけません。
しかし
↓の写真をご覧ください。
弊社では、
プラスターボードを梁の下端+30mm以上はもちろん最大限できる長さまで張り上げています。
また、御施主様夫婦はお二人とも背が高くていらっしゃいます。
なのでストレスなく過ごして頂けるように
階段廻り部分裏のトイレの天井は、
上部の階段の踏板や蹴込板を補強材などで厳重に補強した上でおさめて、
最大限の空間を確保できるようにしました。
本工事、ラストスパートに差し掛かっております。
しかし、最後まで気を抜かず
御施主様の納得のいく形でお渡しできるように
精一杯努めていきたいと存じます。
■日開野町の家のこれまでのブログ
Jun