ハンセン病患者補償で見せた日韓の連携をさらに深めよ | 荒井広幸 草の根 ブログ

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荒井広幸(あらいひろゆき)参議院議員 オフィシャルブログ

平成27年4月6日 ODA特別委員会にて

サンフランシスコ講和会議で、スリランカ初代大統領ジャヤワルダナ氏は、日本に対する「慈愛」をもった対応を訴えた。このジャヤワルダナ演説が、日本を分割統治から救い、戦後の日本の発展への道を開いたとも言える。
長年のODAによる支援や、スマトラ沖地震後の救援支援により、スリランカの人々の親日感情は強い。そのODAの規模が近年縮小されていることが残念。
ジャヤワルダナ大統領のように、両国を結んだ人物に注目し、再評価することで、さらにお互いの信頼は深まっていくはずだ。スリランカではジャヤワルダナ記念・日本館がその役割を担っている。この日本館の修復や、展示内容の充実が求められている。両国関係にとって重要な施設であり、日本から支援するよう求める。

韓国と日本は依然として多くの複雑な問題を抱えている。
自民党政権はこれまで、日韓関係の改善・発展に向けて努力をしてきた。そのことを高く評価する。
第一次安倍内閣のもと、議員立法で、戦時中強制収容された韓国人ハンセン病患者の方々に、日本の患者と同様の補償が認められるようになった。この補償手続きは、麻生内閣において一挙に進んだ。これまで595人の申請があり、581人に補償金が支給された。両国が知恵を出しあった成果の一つだ。
外務大臣には、期待を込めて両国間のさらなる協力を進展させていくよう求める。


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