一方、海外の激動・流動化は日本を取り巻く安全保障上の脅威となっている。
国民の生命を守りきるためには、災害と防衛両方について日本人自らの意志によって人間の安全保障という観点に立った「日本の安全保障戦略」を再構築する「時点」に来ていると思えてならない。
まず、防衛にあっては、憲法のもと我国が国民の安全をまず自らの手で守るためにどうすればよいか、その戦略を日本自身でつくり、必要に応じた日本安保などで他国と協力して実行していく、その能力を持つよう再検討が必要だ。
これらを私は「自立防衛」と呼ぶことにしたい。
