全国の知事・県議会選挙をざっと概観するに、国民はよく見極めていた、ということか。
指導力不足の民主党に対して厳しい結果であった。
だからと言って、自民党は横ばいで手放しで喜んでもいられないところだ。既成政党への不信が根強いと感じる。
私達も反省しなければならないが、この「複合危機」に即応した国民生活、経済政策を運営する能力を与党民主党に、もはや望むべくもない。
汚染水等情報公開の不備等で「危機外交」がメチャメチャな民主党政権は、諸外国と国内で「NO」をつきつけられたわけだ。
さて、原発と大災害に対する政府への協力は惜しまないが、いさぎよく政権を野党に渡し下野すべきだ。
野党首班内閣のもと、石原慎太郎都知事のように頼りがいのある、行動力がある、リーダーシップある人物に内閣に入ってもらい、民主からも協力を得てこの複合危機を乗りきるぐらいの方策を模索しなければならない。
そして、しかるべき時期に解散して国民の審判を仰ぐのである。その時、政界再編が生まれるだろう。
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