社葬は、会社や団体の言わば「公人」として行われるお葬式です。
故人が経営者であった場合など、公人としての面が大きかった場合は
社葬や、合同葬を考えることになると思います。
(合同葬については追ってお話しますね)
●社葬
社葬は、会社や団体の言わば「公人」の葬儀として行われるものです。
「社葬」という名称でなく、
特に各種団体などでは「お別れの会」とする場合もあり、
会社や団体で葬儀委員会を設置して執り行うことになります。
遺族も出席しますが、参列は会社の取引先、業界団体などの人脈関係となります。
たいていの場合、準備期間がある程度必要なこともあって、
ごく近しい親族のみで密葬を行った後、あらためて行うケースが多いです。
費用は会社や団体が負担し、損金計上することができます。
ただ、注意したいのが香典の扱い。
実は受け取りを辞退されるご法人が多いんです。
なぜか?
法人が受け取ると、総合課税の対象になり、
少なくとも4割は税金として徴収されてしまうからです。
実は、一般葬・家族葬と社葬、
それぞれのいいとこどりのお葬儀の形もあるんですが、
それはまた次回に・・・。