治験 サイクル2‐15日目② | 1/100000の戦い

1/100000の戦い

10万人に一人と言われる進行性のガン「悪性黒色腫」 ある日突然「残念な結果ですが、あなたはガンです」と告知を受けました。 なぜ自分が? さまざまな葛藤がありましたがなってしまったものは仕方ない… さぁこれからどう戦っていくか… ガンのこと 水泳のこと

これから 治療です。

すぐに疲れてしまうので 休み休み打っています。

これだけ打つのに 2日がかりです。。。(>_<)

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昨日 たっぷり時間をかけて 画像を見せていただきました。

転移してから これまでに撮った 画像は3回。

①4月30日 大学病院

②5月28日 ガンセンター

③7月16日 ガンセンター

はじめて 転移とわかった ①4月30日の画像と 前回 ③7月16日の画像を 比較しました。

●肺の転移

①の画像では ガンが映っているところが なんとなく ぼやっとしていて 素人目には よくわからなかったのですが ③の画像では 丸い玉のガンが 2つ はっきり映っていました。
大きさは 二つとも 2㎝弱くらいです。

●肝臓の転移

①の画像では 約30個の ガンが映っていました。
③の画像では 数が10個くらい? 増えていて ガン一つ一つは かなり大きくなっていました。

●採血の結果

昨日の採血の結果 肝臓のLDHの数値が かなり高くなっていました。

①のときからみると ③の時の LDHの数値は 2倍くらいになっていました。

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先生の見解は・・・

やはり ムカムカや だるさ 疲労感 などは 肝臓の転移の影響だろうと。。。

薬の効果に期待して 体重が落ちないように 食べられるものを見つけて 食べるように ・・・と。

普通の ガンを直接たたくための 抗がん剤は 結局 ガンが なくならないと 効果があったという 評価にならない。

たとえ ガンが 小さくなったとしても 抗がん剤をやめたら再び大きくなる。

しかし 今 行っている ニボルマブのような 免疫治療の抗がん剤は 効果が出るまでに 時間がかかるが やめても 効果は持続する。

完全にガンが消えなくても 元気に過ごせる程度に小さくなれば それでいい。

あらいさんの場合 ①の4月30日くらいの大きさならば 元気に過ごせていたので とりあえずは ①の4月30日を目標にすれば 気持ちも楽になるはず。

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7月16日の画像の結果の時は 「ガンは大きくなっていますが 治療が続けられる範囲なので 治療を続けます。」 ・・・ということで すぐに 次の治療が始まったため 画像の説明を あまり詳しく聞けませんでした。

ガンが大きくなった??

どのくらい大きくなっているのだろう?

数も増えているのかなぁ?

体調があまりに変わってしまったので 気になっていました。

昨日 詳しく画像を見せていただいて 驚いたことが。。。

なんと ガン一つ一つに 番号をついていて 縦 横 など 大きさが測ってあって さらに 大きくなった割合が %で書かれてありました。

こんな面倒な作業をしていたなんて 先生も大変だ。

1回の画像検査で ガンが 30%以上大きくなると 治験が 中止になるらしく わたしは ギリギリ 27%?くらいだとか。。。

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進行の早さに 薬の効果がついていけるのか?

これ以上 進行してしまったら どうなってしまうのか?

これ以上 動けなくなってしまったら。。。

もう お迎えを待つだけに なってしまうのか?

いろいろと 気になることはありますが。。。

元気になれれば いいのです。

元気になれれば データなんか どうだっていい。

お薬さん なんとか 進行を 止めてください。