5クール目・決定 | 1/100000の戦い

1/100000の戦い

10万人に一人と言われる進行性のガン「悪性黒色腫」 ある日突然「残念な結果ですが、あなたはガンです」と告知を受けました。 なぜ自分が? さまざまな葛藤がありましたがなってしまったものは仕方ない… さぁこれからどう戦っていくか… ガンのこと 水泳のこと

本日、抗がん剤&インターフェロンの化学療法・5クール目の日程が決まる診察です。



午前10:00台の予約なので、今日は9:00に病院に。



採尿をして、採血待ち。



9:00に受付して、採血は「213番」。



なんか、今日は、いつもより患者が多いような気がするなぁ・・・



採血する技師さんも、10名以上いる。



20分ほど待って、番号が呼ばれた・・・



「213番のかた~、2番にどうぞ」



今日は2番か・・・  今日は誰に血をとってもらうのだろう・・・?



2番の窓口に座っているのは、な、なんと、美人技師のTさんではありませんか!



「やった~! 今日はついてるな~!」



「わたしに当たるの久しぶりね。」



「そ、そうですね。ここ3回くらいは、違う人でしたから。」



「でも、わたしに当たること多いですよね。」



「そうなんですよ。今日もし、Tさんだった時の確率を計算したんですけど、これだけTさんに当たる確立は、142億分の1なんです。そのくらいありえないことなんですよ。」



「そうなの~? 」



「これは運命ですね、運命。」



「何の運命だかわからないけど、すごいことなのね。」



わたし、この美人技師さんに当たる率がものすごく高くて、10回中、7回は、この美人に当たるんです。



これ、確立で言うと、技師さんが10人いたとすると、7/10000000000になりますから、約142億分の1の確立なんです。





そして、診察へ。





今日は、超美人先生はお休み。





さっそく、検査結果を・・・





白血球が、また、ガクっと下がってしまった・・・





血小板は、落ち着いてきた。





気になる血糖は、少々下がったものの、まだ、高めの数値。





とりあえず、予定通り、4月4日の入院ということでいきましょう! ということになりました。





入院時に採血して、まだ白血球が2000台だったら、治療は中止ということにしましょう・・・ということに。





レントゲン、心電図、超音波の検査をして、終了。