七夕 | 1/100000の戦い

1/100000の戦い

10万人に一人と言われる進行性のガン「悪性黒色腫」 ある日突然「残念な結果ですが、あなたはガンです」と告知を受けました。 なぜ自分が? さまざまな葛藤がありましたがなってしまったものは仕方ない… さぁこれからどう戦っていくか… ガンのこと 水泳のこと

ここ1週間 体調が いまいちです。。。





今は 治療の影響もあるのだと思いますが 治療前から だるさと おなかが張って ムカムカした感じがありました。





食べたいものというか 食べられそうなものが ほとんどなくなってしまい 困った困った。。。





体重も 減ってきているので 食べられそうなものを見つけて 食べないと。





それでも どこに行っても 誰に会っても 「元気そう!」 と 言われてしまう。。。





まあ 人と会うときに グッタリもできないので 元気にふるまってしまうからかもしれませんが。。。





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前回 入院の際に 山崎先生と 早朝ワールドカップ観戦(ギリシャ戦)をしていたところ!? 「もうすぐ 学会があるんだよね~」 ・・・というお話を聞きました。



今回の入院では 木曜日に治療をした際に  回診があり「明日は 学会があるから 診察できないんだよね~」・・・というお話を聞きました。





「何か発表されるのですか?」と聞くと まわりにいた先生方が・・・





「発表もなにも 山崎先生は 学会の会長ですよ!」





「そうなんですか。 へぇ。。。」





「治療後の体調は いかがですか?」





「治療前からですけど だるさと おなかがムカムカして 全然 食欲がありません。。」





「体重を減らさないようにしないとね。 グッタリしてるけど 不思議と 元気そうに見えるんだよね。。。」





「よく 言われます。。。」





山崎先生は 悪性黒色腫では 日本の第一人者と思っていましたが 皮膚腫瘍科としても 大変な地位にいらっしゃるお方のようでした。。。



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先日 年に3回(初夏・真夏・夏の終わり)しか泳がない うちのぼくちゃんが・・・





「はける水着がないので 水着が欲しい」 ・・・と 言い出したため 上野に行くことに。





いろいろ試着をするも ずいぶんと成長したぼくちゃんが 結局 はけたのは 「大人のM  サイズ」





これなら わたしのものでもいける! ・・・ということで はいていない スパッツ水着をあげることに。





上野の帰り 山崎先生の学会に 顔を出してみました。。。



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学会の名前は 「日本皮膚悪性腫瘍学会










もっと こじんまりしたものを想像していたら 大間違い!





想像以上のすごい規模で 大勢の人がいました。





おそらく 来ていた人は 医師や 製薬会社の人たち。。。





そして 患者向けの お話の場もありました。





子供は入れないということで ぼくちゃんは 少々 お外でお留守番。。。





「もしかして あらいさん!?」





ブログを読んでくださっている 患者会の 何人かの方から 声をかけていただき お話をしました。





「なんか とっても元気そう!」





「よ よく言われます。。。」





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今日は 七夕です。





ガンセンターにも 笹がかざってあり 短冊に 願い事が書いてありました。





なんとも 切実なお願い事が多く 読んでいると胸が締め付けられるようでした。





看護師さんに 「あらいさんも 何か書きませんか?」 と 言われたので とりあえず ぎっしり!? 書いてみました。





短冊に書いた内容はこんな感じです↓↓↓





「長期的には ニボルマブの効果に期待して 今 肺と肝臓に転移している悪性腫瘍が少しでも減ってくれることを願うとともに 短期的には このだるさと おなかのムカムカが無くなって 何でも食べられるようになりますように。」





ちょっと 長かったかも・・・!?