治験 サイクル1‐43日目 | 1/100000の戦い

1/100000の戦い

10万人に一人と言われる進行性のガン「悪性黒色腫」 ある日突然「残念な結果ですが、あなたはガンです」と告知を受けました。 なぜ自分が? さまざまな葛藤がありましたがなってしまったものは仕方ない… さぁこれからどう戦っていくか… ガンのこと 水泳のこと

本日 入院しました。





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本日は ニボルマブ 1サイクルの最終日(43日目)になります。





43日目は 1サイクル目の成果をみるため 採血 採尿 心電図 レントゲン CT PET 骨シンチ ・・・など たくさんの検査をします。





これらの検査の結果 先生方が 評価をして 治験を続けるか 中止するかの判断をします。





治験が 継続となった場合は 検査結果が出た日から 10日以内に 次のサイクルに移ることになっています。





本日の検査結果が出るのは 最速で 明日。





●明日の結果が良かったら・・・





「治験継続」という判断になるので 10日以内に 次の治療を始めればいいのですが わたしの場合 転移が広がっていることもあってか? 結果が出た直後から 全く間をあけずに 2サイクル目の 治療を始めることになりました。





●明日の結果が悪かったら・・・





「治験中止」 もしくは 「ちょっと間をあけて治療を始める」 となりますので 「即時ご退院」 ・・・となります。





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検査の合間で 看護師さんの問診が。。。





「日常で不自由なところは 左足でしたよね。」





「はい。」





「ここの痛みはありますか?」





「麻痺しているので むしろ 痛みは感じないです。」





「肺のまわりの 肋間神経に沿ったところの痛みは いかがですか?」





「前回と同じです。 痛みはあるけど 痛み止めはいりません。」





「だるさは いかがですか?」





「前回の入院より ひどいです。。。」





「ムカムカすると言っていたのは その後 いかがですか?」





「これも 前回の入院よりひどいです。。。 食べられるものが 限られてきました。」





「あと しこりができたの? ・・その痛みは?」





「はい。 突然 4つもしこりができて 先週の診察で すべて 転移だったのですが 右足 左腕 背中 わき腹のうち 最も痛みがなかった右足が いまは痛みが一番強くて しこりも倍以上の大きさになりました。 左腕 背中 わき腹は 当たったり 動いたりすると 痛みがありますが じっとしていれば 大丈夫です。」





「はい わかりました。 なんだか ずいぶん いろいろと ありますね(笑) 見た目は 元気そうなのに 左足はマヒして 右足は痛くて 背中も 脇腹も ろっ骨のまわりも痛くて だるくて ムカムカしてるなんて お忙しいわね(笑) 」 





「はい。。。 いろいろ あり過ぎて 大変です。。。」





「とにかく なにかあったら すぐに 知らせてください。」





「は~い。」





その直後 先生の診察が。。。





看護師さんに説明したことを また 一から説明を。。。





しこりのサイズを測って終了。





採血だけで 9本も取られ 一通り 検査が終わったのは 夕方でした。。。





明日の結果がいいことを 祈るしかない。。。