あけましてテトでございます。旧正月(テト)とバレンタインが合わさり、パクセーの街が派手な賑わいを見せていた今日この頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。気づけば2013年も始まってからもう1ヶ月以上が過ぎていたのですね。多忙な日々に記憶が忙殺されて、浦島太郎で涙目。
さて、今回は新年第1弾を飾るにふさわしい自慢話。。。です。
先月は、ラオス教育界の最高峰『ラオス教育省』との念願の直接ミーティングにこぎつけ、その準備で寸暇も惜しんで活動をしておりました。連絡が全くなく、消息不明になっていたのはそのためです、あしからず。
このミーティングには、教育省副大臣リトゥー氏や初等教育担当の最高責任者など5名が参加し、僕たちも10名という万全の態勢を整えて会に臨みました。
教育省副大臣リトゥー氏の意見交換会。日本では
有り得ないこの好機会。ラオス教育界の首脳陣です。
このミーティングのねらいは次の4点。
・僕たちの組織の活動内容とその実態、そしてその意義の確認。
・僕たちの活動の成果をまとめた、教材指導案冊子の贈呈。
・算数科における基礎学力・指導・教育力を向上させるためのラオス人向けHP(ホームページ)の発表。
・ラオスの教育に関する意見交換。
僕の担当は、3つ目のHPの発表。これは、僕の活動の柱の一つで、1年以上前から準備を進めてきたものです(パソコンは苦手なのですが、独自に勉強しました。。。)。ラオス全土、ネット環境の悪い僻地でも見られるように極力データを軽く、ラオス語でわかりやすくして製作しました。
副大臣はとても物腰柔らかく気さくな方で、僕たちの活動にともて好感をもって聞いてくれました。しかもなんと!HPをラオス教育省公式HPにリンクしてもらえることになり、今までの努力が一気に実を結んだのを実感しました。
想定以上の結果に、嬉しい気持ちを隠せませんでした(しばらくテンションが上がりっぱなしでした。。。)
こんな達成感と充実感に満たされることは滅多にないことです。
このミーティングは双方に満足のいく形で、幕を閉じました。僕たちの活動では過去に類を見ない歴史的な出来事となりました。
2013年1月28日発行『VientianeTimes』第2面
僕もしっかり写ってますよ☆。かなり嬉しいね。
現在、教育省の事業を司る計画投資省が教育支援の在り方に難色を示しており、これからの支援は縮小されていくのかもしれません。
ですが、ラオスの教育の発展に大きく貢献してきたことは間違いないといえます。ラオスが自らの力で教育を発展させていきたいと考えたのであれば、それはまた素晴らしいことです。
その後、NewYorkTimesのラオス版(失礼かな?)『VientianeTimes』の第2面に今回のミーティングが大きく取り上げられました。
宝物にしたいと思います。
美味しいコーヒーを飲みながら、「ふぅ~っ。」と、ちょっと息抜きをして、このブログを綴っています。ちょっとがんばったな。