ねずみさんの被害に悩んでいた今日この頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。最終兵器『ねずみとりホイホイ』を買って、早速設置。翌朝、長きにわたった戦いはあっけなく決着。なんと、2匹のねずみさんがホイホイかかってました。今日からは、夜中の不審な物音に悩まされず熟睡できそう。ねずみじゃなかったら涙目。


 さて、今回は南部観光地制覇の旅~タケ―ク洞窟巡りの旅~です。


とは言っても、1月下旬の旅で記憶が曖昧。。。写真だけでお許しを。


 目指すはタケ―ク随一の洞窟『タム・コンロ―』。パクセーを出発して、およそ9時間でラオス中部タケ―ク県に到着。ラオス名物のカラオケの音量は極控えめな上にクーラー&芳香剤付きの快適レギュラーバスだったのでサバーイ・サバーイ(快適・快適)。

 その日は、タケ―クに住む友人のお宅にお邪魔して、晩御飯を一緒にタイ料理。


 翌朝。いよいよタム・コンロ―に向けて、ドイサン(荷台載客トラック)でGO!!普通は、貸し切りのワゴン(一日約10000円)で行くそうですが、友人との二人貧乏旅なので、片道500円のドイサンです。これが失敗。南部のリゾートでバカンスしてきたばかりの僕たちは、中部の山岳部の寒さをナメてました。半袖・短パン。。。しかも、早朝。さ、さむい。。。この寒さと山道の酷い揺れにより、友人がネロで僕がパトラッシュ。そして、ぼそっと一言「二度と来るものか。。。」

 男二人で肩を寄せ合って寒さを凌ぎました(笑)。


 7時間も我慢すれば、もう、タム・コンロ―に到着!長閑なタバコの葉畑が広がります。タバコ畑。。。この景色を見ていると、「タバコは体に良くないんだよ。」とは、迂闊に言えない。タバコで成り立っている村の生活がリアルに、そこにあるから(写真・下)。う~ん。

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 さあ、森を抜けると、いよいよタム・コンロ―入口。眼前に突如広がる、自然と人の手と不思議が融合し、洗練された綺麗な風景。フランス政府の援助で作られた一大観光地です(写真・下)。
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 奥の絶壁にぽっかりと口を開けた洞窟の入り口へと進むと、真っ暗な中をゆっくりと流れてくる冷たい川(写真・左下)。そこに浮かぶ数隻の舟。3人乗りのその小さな舟に乗り込み、船頭さんのヘッドライトのみを頼りに進むと、そこにはライトアップされた鍾乳洞(写真・右下)。
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 何百年もの歳月をかけて作られた鍾乳石に囲まれながら、細い道をひたすら進みます(写真・左下)。これ、日本では絶対に触れることが許されないものばかりです。ここでは頭さえぶつけちゃいます。

 また舟に乗り込みしばらく進むと、出口から入り込む日の光(写真・右下)。


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 一瞬、まぶしさで目の前が真っ白になって、目が慣れてくると目の前に広がる大自然(写真・下)。これ、かなり感動的です



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 少し進むと、タム・コンロ―の先のゴールに到着。桃源郷でもあるのかと期待すると、痛い目に合います。そこには、ただの駄菓子屋さんが3件。しかも、3件とも同じものを売るというラオスならではの布陣。ぼーぺんにゃん。
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 この、開発されていない何とも言い難い感じが、ラオスらしくて微笑ましく、またいいんですけどね。

 数年後には、ここにゲストハウスかホテルができているのだろうと思うと、淋しくもなります。わがままです。


 タム・コンロ―の魅力にどっぷり浸かった僕たちは、近くのゲストハウス(写真・下)に泊まって、満点の星空とビアラオを楽しみました。ちなみに、ラオスで見た星空№1でした。

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 翌朝、また洞窟に行ってしまったことは言うまでもありませんね。到着するまでは大変ですが、その苦労を簡単に挽回する程の魅力に溢れた、とっても素敵な観光地でした。