今朝のこと


洗面所から


13番さんのあな ―介護家庭の日常―

ばあちゃんを手引き誘導して

居間に向かっていた。


ちょうど居間の入り口に入ろうとした時


それまでゴロンとヨコになってたのに


13番さんのあな ―介護家庭の日常―

どういうわけだかおもむろに

行動を開始するジジ。


あと10分ほどで9時になる。

おそらく

つるさんのスタッフの迎えが来る前に

玄関でスタンバイしようと思ったんだろうが


このタイミングで動いたら

ばあちゃんとぶつかるやん・・・。


・・・と思ってたら

案の定


13番さんのあな ―介護家庭の日常―

狭いところで鉢合わせ。


居間にばあちゃんのベッドを置くようになってから

入口付近が狭くなってしまった。


つかまるところがないと歩きづらい二人にとっては

手すり代わりになるので

好都合といえば好都合なんだが


二人がすれ違うのはムリなスペース。


でもね

じいちゃんはカクカク

ばあちゃんはチョコチョコ


そして双方前進あるのみ

バックは不可。


・・・で、これまた双方

どこかにつかまっていないと

立ってることもままならない。



するとどうなるか



13番さんのあな ―介護家庭の日常―

くんづほぐれつ。




どちらがどう転んでもおかしくない二人。


とりあえずワタシは

すぐどちらも救えるポジションに

つかなくっちゃいけないので急いで前へ


・・・あれ?

このシチュエーション

昔どっかで見たような





・・・あ





13番さんのあな ―介護家庭の日常―


コレだ。



おいおい

昭和の思い出に浸ってる場合ではなくってよ。


急いで(といってもスローモーな)ばあちゃんをベッドに座らせ

何とかじいちゃんをやり過ごすことに成功した。


その後、じいちゃんは


13番さんのあな ―介護家庭の日常―

渋滞で遅れたらしいつるさんの車を

30分近く玄関で待つことになるんだけどさ。



とにかく

年寄りってのは相手があろうとなかろうと

『待つ』ということが出来ない。

(つるさんは別らしい)


突進といったら突進あるのみ。


状況に合わせて動くってことはまず無理だ。


かといって

じいちゃんがばあちゃんのコトを忘れてるかっていうと

そういうワケではない。


要するに

自分の事で精いっぱい。

思いはあるけど身体がついてこん!

・・・そんな感じ


ほんの4年前 には


13番さんのあな ―介護家庭の日常―


まだ二人

手を取り合ってお散歩に行ってた仲だったのにね。



何だか

せつないよな。








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