まあ…読んで字の如くですわ…笑
今いる会社に新卒で入り、今年4月で丸々5年経過する。言ったらただの自画自賛だが、こう見えてもそれなりの役割を持って事業所運営と顧客確保の一端を担って来た身でたり、幾人かの同僚後輩のまとめ役的な事も結構やる。その傍で頻繁に東京に赴いては駅伝王者界隈の友人達と美味い酒を酌み交わしたり、色んなところに旅行して来たり、時にはこれと思った本何かを大人買いして読み耽ったりと言うのが自分の社会人としてのこれまでの人生だったわけだ。
んでまあそれはそれで勿論楽しくてやってる事ではあるのだけれど、同時に自分の中の向上心は頻繁にこんな疑問を投げかける。
『一生今のままで良いのか』
ハッキリ言って自分は比較的向上心はある方だと思う。今いる業界も元々志していた訳でも無ければ興味があった訳でもない。それでも『入ったからには上を目指したい』『入ったからにはしっかり極めたい』『入ったからには認められたい』そんな気持ちが人一倍(と言える働きだったかは分からんが…)の機動力と気力を授けてくれる。そしてそうやってせっせと動いている事が上の様な欲求を更に強く刺激し更なる機動力と気力を自分に授けるのだ。
それはそれで向上心そのものの賜物と言う捉え方も出来るのだが、では具体的にどうなったらこの3つの欲求に報いられた事になるのかと言えばそれが他でも無い『昇進』な訳である。因みにここでいう昇進先というのは『副所長』というもので、うちの会社では各事業所の管轄者である所長とその補佐・代行である副所長と言う2つの役職が存在する。勿論その上にも県単位で複数の事業所長束ねる上長などもいる。
そういう考えもあって、実は2年前から昇進に対する意欲は見せて来たつもりだった、と言うか実際事あるごとにアピールをして来た。幸いうちの事業所の所長というのが『若手にもチャンスを与えないといけない』『頑張る人間を平に留め続けるべきじゃない』と言う考えの持ち主で、現副所長も『自分のような中年がいつまでも出る幕じゃない』と言ってくれている口である。
この2人は新入りの頃からすごーくお世話になっていて、頻繁に色々役割を与えてくれたり自分の提案を積極的に買ってくれたり、時には飲みに行ったりもする尊敬する上司なのだが、この2人が自分を副所長へ推薦してくれている訳である。
そんなアピールが叶って副所長になる…と言うのがほぼ確定しそうなのが今年の春。
その先に自分には幾つかの難題が存在している
まず、間違っても自分は大方から望まれて副所長になる訳では無いと言う点。
若干の被害妄想味がありそうな見解だが、これは少なくとも所長より上の上長に関しては明らかであり、いくら自分を副所長にするからといっても彼らにとって自分には直接的に高評価できるポイントがある訳ではない、ただただ自分が『上に上がりたいんです』とアピールしたからこそ職員を上に引き上げるための重い腰を上げたに過ぎない。詳しくは語らないが折角の面談機会ですら事務的な話の連続で終結した点も、可不可を敢えて判断するつもりの無さを見せられてる様であった。
更に厄介なのは、うちの事業所というのは人生経験値的にもこの会社でのキャリアも自分より遥かにベテランが大多数を占めていると言う点。その若手や歴の浅い職員に対する一つ一つの発言の強制力はかなりのものだし言ってる事自体は正しいからこそどうしてもその求心力と言うのは、特にそうしたベテラン層の中の中心人物達に集中する。その中で一介の若手が全体に向けて発言しようと言うのはかなりの突破力がないと…という現実がある。副所長になると言うことは、そうした世相に一石を投じられるようになり得る事と一石を投じなければならない事の二面性が混在していると言ってもいい。一歩間違えれば四面楚歌である。
若い内に副所長となる事への周囲に対する説得力を如何にして持たせるかというのは今後自分にとってかなり大きな難題として立ち塞がる。気負って空回りしたくはないが、自分と言う副所長が立つ事によって均衡を崩すのは本意じゃない。しかし今のパワーバランスで役割を全うする自信がないからこそ一石を投じる必要性に駆られているのもまた事実だったりする。もしかすると意欲ある昇進組やキャリアマンの多くは須くこんな道を通るのか、そんなことを考えながら今日も道を模索しているところだったり…。