朝だ。このところずっと天気がいい。

雨に降られることもなく旅は進んでいる。


今日は三沢を出て45号線を南下、八戸まで走ると決めた。

この八戸市は青森の中で、青森市、弘前市についで三番目に大きな街。

人口は33万人で東北新幹線も通る。

奥州街道は二戸、三戸を通り十和田に抜けるがここ八戸には八戸城があったことから参勤交代のための交通が整備された。

八戸から奥州街道に接続する街道を「登り街道」という。

南部藩の脇街道として使用されていた。

[伝統芸能]

・えんぶり

2/17~2/20までの四日間行われる。地域により種々の形があり、舞い方も異なる。

・八戸三社大祭

8/1~3まで。行列に山車がつき日本一と言われるほど。重要無形民俗文化財に指定されている。





これらは八戸市を象徴する祈り→祭りとして受け継がれてきた文化である。


冷害に伴う飢饉や、疫病など自然現象はじめ数多の苦しみを祈りと共に乗り越えてきた。

冷害の原因となるやませ。太平洋側で寒流親潮に伴いやってくる冷たい風のことである。

これが吹くと主に日照不足と低温で米が不作となる。


[商業]

八戸市内には三日町、十三日町、等日付の付く地名が残っている。

これは市場が出る日付であり、米や農作物、日用品はここで売買された。

元禄の頃から商業は本格的にスタートしたと言われており、地元の農産物、塩、魚油などが売買されている。


[街の様子]

八戸城、根城の元で商業や工業が発達しており、近年では新井田川と馬淵川という二つの川について治水工事がおこなわれ、臨海部に工業地帯が発達している。

根城は下北の田名部や三陸久慈に至る交通もここを通っていたことから南部領の要所に位置していたことがわかる。

遠野南部氏である直義が遠野に移封されるまで根城は南部氏の本拠地としての役割を果たし続けた。

領内の城館は河川沿いに分布していることから交通網も河川に沿っていたものと思われる。