今日もありがとうございます!なおです^^
え~、ある読者様より、こんなコメントをいただきました^^
「Gコードの指位置で小指の1弦3フレットの音が、未だきちんと押さえ
られずにいます。
小指でしっかり押さえるのって、難しいです(>_<)
特に、速いテンポの曲になると、コード変換で間に合わず、ほとんど
おさえられてないかも・・・(;^_^A」
Gが苦手という方、実は結構いらっしゃいます。
私なりに、Gが苦手になってしまう理由を考えてみました。
皆さんは、Gはどの指で押さえますか?
コード表なんかでよく見る基本の形は
「1弦」の「3フレット」を小指、「2~4弦」は「解放弦(何も押さえない)」
「5弦」の「2フレット」を「中指」、「6弦」の「3フレット」を「薬指」で
押さえます。
さて、この押さえ方で小指が難しいのはなぜか考えてみましょう。
もともと、薬指と小指の筋肉や腱は、同じところから出ています
ので、薬指と小指を別々に動かすことって、結構難しいんですね^^;
試しに小指だけ、薬指だけを曲げたりのばしたりしてみましょう。
・・・ね?完全に1本だけ動かすのは難しいですよね?
これを踏まえて、もう一回上の画像を見てください。
薬指は伸ばし、小指は曲げた形で押さえています。
そう、薬指と小指が「別々の」動きをしているのです!
このコードだけを押さえるのであれば押さえる事はそれほど難しく
はないのですが、曲の流れに乗って、コードチェンジをすると、
途端に難しいコードになります。
瞬時に小指を曲げて薬指を伸ばす、というこの動作は、普段はほと
んどやらない動作なので、ギターを弾く時の特殊な動きなんですね^^
普段やらない動きをいきなりやるのは難しいですし、何より小指と
薬指が別々に動かすよう事が出来るようになるには、かなり時間が
かかります。
すんなりできる方もいらっしゃるとは思いますが、できない方は、
まずは小指と薬指の感覚を高める必要があります!
実は、昨日の記事で紹介した練習方法は、ソロギター上達だけで
なく、指の感覚を高める練習にもなるんですよね~^^
その動画はこちら
で見れます^^
それから、私は、「ギターはもっと自由でいい!」と常々お話してい
ます。
上の画像の押さえ方ではど~しても押さえられない!という方。
上の押さえ方じゃないと絶対にダメ!なんて決まっていません(笑)
実は私は、普段違う押さえ方をしています。
(曲の流れによって、上の押さえ方をすることもあります)
どんな押さえ方をしているかというと・・・
下の画像を見てください!
「1弦」の「3フレット」を「小指」、「2~4弦」は「解放弦」までは同じ
です。
ここからが上とは違います!
「5弦」の「2フレット」を「人差し指」で押さえ、「6弦」の「3フレット」を
「中指」で押さえます。薬指は何にも押さえていません。
上の画像と比べてみてください。
小指と薬指、どちらも曲がっていますよね?
つまり、二つの指が「同じ」動きをしています!
という事は、上の画像の押さえ方よりもスムーズに押さえる事が
できるんです^^
試しに押さえてみてください!
・・・ね?楽に押さえる事ができるでしょ?
どちらで押さえるかは、あなた次第です^^
「このコードはこう押さえなくちゃいけない!」なんて決め事をしてし
まうと、私は「そんなのロックじゃない!」って反発してしまいます(笑)
極端に言えば、コードの押さえ方なんて、どうやったっていいんですよ^^
一番押さえやすい(と思われる)形を紹介しているだけなんで^^
ピックの持ち方だって、人それぞれです。
みんながみんな同じ持ち方で弾いているわけではありません。
だって、指の長さも、指の太さも、関節の動く範囲も人によって違います。
それを、ひとくくりにして「こう押さえるべき」なんて、ナンセンスもいいところ
です!
自分が一番弾きやすい形で弾く!
これこそがギターの醍醐味ですし、これこそ「ロック」です!!