●Gのコードが苦手な理由と克服方法 | BOOWYの曲がアラフォー初心者でも完全に弾けるようになるブログ講座

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アラフォーギター初心者の皆さんが、楽しく弾きながら、どんどん上達できる練習方法や考え方などをた~くさん紹介します^^

今日もありがとうございます!なおです^^

え~、ある読者様より、こんなコメントをいただきました^^


「Gコードの指位置で小指の1弦3フレットの音が、未だきちんと押さえ

られずにいます。

小指でしっかり押さえるのって、難しいです(>_<)

特に、速いテンポの曲になると、コード変換で間に合わず、ほとんど

おさえられてないかも・・・(;^_^A」



Gが苦手という方、実は結構いらっしゃいます。

私なりに、Gが苦手になってしまう理由を考えてみました。

皆さんは、Gはどの指で押さえますか?

コード表なんかでよく見る基本の形は




「1弦」の「3フレット」を小指、「2~4弦」は「解放弦(何も押さえない)」

「5弦」の「2フレット」を「中指」、「6弦」の「3フレット」を「薬指」で

押さえます。

さて、この押さえ方で小指が難しいのはなぜか考えてみましょう。

もともと、薬指と小指の筋肉や腱は、同じところから出ています

ので、
薬指と小指を別々に動かすことって、結構難しいんですね^^;

試しに小指だけ、薬指だけを曲げたりのばしたりしてみましょう。

・・・ね?完全に1本だけ動かすのは難しいですよね?

これを踏まえて、もう一回上の画像を見てください。

薬指は伸ばし、小指は曲げた形で押さえています。

そう、薬指と小指が「別々の」動きをしているのです!

このコードだけを押さえるのであれば押さえる事はそれほど難しく

はないのですが、曲の流れに乗って、コードチェンジをすると、

途端に難しいコードになります。

瞬時に小指を曲げて薬指を伸ばす、というこの動作は、普段はほと

んどやらない動作なので、ギターを弾く時の特殊な動きなんですね^^

普段やらない動きをいきなりやるのは難しいですし、何より小指と

薬指が別々に動かすよう事が出来るようになるには、かなり時間が

かかります。

すんなりできる方もいらっしゃるとは思いますが、できない方は、

まずは小指と薬指の感覚を高める必要があります!

実は、昨日の記事で紹介した練習方法は、ソロギター上達だけで

なく、指の感覚を高める練習にもなるんですよね~^^

その動画はこちら で見れます^^


それから、私は、「ギターはもっと自由でいい!」と常々お話してい

ます。

上の画像の押さえ方ではど~しても押さえられない!という方。

上の押さえ方じゃないと絶対にダメ!なんて決まっていません(笑)

実は私は、普段違う押さえ方をしています。
(曲の流れによって、上の押さえ方をすることもあります)

どんな押さえ方をしているかというと・・・

下の画像を見てください!




「1弦」の「3フレット」を「小指」、「2~4弦」は「解放弦」までは同じ

です。

ここからが上とは違います!

「5弦」の「2フレット」を「人差し指」で押さえ、「6弦」の「3フレット」を

「中指」で押さえます。薬指は何にも押さえていません。

上の画像と比べてみてください。

小指と薬指、どちらも曲がっていますよね?

つまり、二つの指が「同じ」動きをしています!

という事は、上の画像の押さえ方よりもスムーズに押さえる事が

できるんです^^

試しに押さえてみてください!

・・・ね?楽に押さえる事ができるでしょ?

どちらで押さえるかは、あなた次第です^^


「このコードはこう押さえなくちゃいけない!」なんて決め事をしてし

まうと、私は「そんなのロックじゃない!」って反発してしまいます(笑)

極端に言えば、コードの押さえ方なんて、どうやったっていいんですよ^^

一番押さえやすい(と思われる)形を紹介しているだけなんで^^


ピックの持ち方だって、人それぞれです。

みんながみんな同じ持ち方で弾いているわけではありません。

だって、指の長さも、指の太さも、関節の動く範囲も人によって違います。

それを、ひとくくりにして「こう押さえるべき」なんて、ナンセンスもいいところ

です!

自分が一番弾きやすい形で弾く!

これこそがギターの醍醐味ですし、これこそ「ロック」です!!