「シングルマザーで子どもが不登校」という肩書が特徴的な精神科医さわ さんの著作
児童精神科医が「子育てが不安なお母さん」に伝えたい 子どもが本当に思っていること
は、自分自身がいろいろと悩んだだけあって低姿勢、優しいタッチで書かれていました。
以下、心に残った個所です。
母子のつながり
反対に、おおらかなお母さんの場合は、一般的に不安症や強迫症の子どもが少ないと感じます。
こういうことを書くと、「子育てをするのはお母さんばかりではないはずだ」「なんでも母親のせいにするのか」とお叱りを受けてしまうかもしれません。
もちろん私も、ひと昔前よりも多くの男性が子育てに参加されていると感じています。
ただ、やはり母乳は母親しか出ないものであり、母子間の愛着形成(親や養育者との間にできる情緒的な結びつき)は父子の愛着形成と比較して深いものなのです。
ですから、お母さんがふだんどんな気持ちでどんなふうに子どもに接しているのかということは、子どもに大きく影響してくるのです。
育児本[この子はこの子のままでいいと思える本] | アラフィフパパの子育て奮戦記 の精神科医の佐々木正美さん(♂)も同じようなことを言っていましたし、私の友人(男)のベテラン小児外科医も数多くの親子と接してきて「なんだかんだいっても、母子のつながりは特別」と言っていたのを最近聞きました。
自分の実感としてもそれは感じていたので、やっぱりそうかと思うくだりでした。
もちろん、一緒に過ごした時間とかの要素は小さくないとも思いますが!
まず不安によりそう、理解に努める(ができなくてもよい)
「どうしてほしいか」を子どもに聞いてみる
いずれにしても、子どもが不安を感じていたら、とりあえず「大丈夫!」と言わず、まずはその不安な気持ちに「不安なんだね」と寄り添ってあげてください。
もちろん、人それぞれ感じ方が違うので、たとえお母さんであっても、不安の強い子の気持ちを完全に理解することはできないかもしれません。
それでも、相手の不安を理解しようとする姿勢が大事なのです。
もし、子どもに「(やってほしいことは)なにもない」と言われたら、「じゃあ、お母さんは待っているから、もしなにか困ったことがあったらいつでも言ってね」とおだやかに見守りましょう。
ついつい解決策を探ってやってしまいたくなるのをぐっとこらえないと(といつも思ってはいるのですが抑制が難しい!)
わからないことをわからないままにしておける、わからないことを不安になりすぎない、答えを探すことに必死になりすぎない、ということが子育てにおいては、ときに必要なスキルです。
子どもの人生の答えは子どもの中にあり、それは子ども自身が見つけていくものです。
親はそれをそばで見守り支える存在、ということを忘れないでください。
そして、わからないことは詮索せずに受け止める。
私の性格的に難しめなので頑張らないと…。
親の期待からの自由、応援
(子どもが学校の発表会でうまく振舞えていないのを見て)
その姿を見て、はじめは「どうしてうちの子だけできないんだろう…」と胸がしめつけられるような気持ちになったこともありました。
が、その横で「お母さん、私うまくできたでしょ?」とうれしそうに言っているほかの子を見て、過去の母の顔色をうかがっていた自分と重なりました。
そしてふと冷静になってみると、長女には、親の私にいい顔をしようとか、私にほめてもらいたいという欲求がないんだなと思ったのです。
つまり、自分がいい子でいなければ親に嫌われるとは思っていない、ということです。
長女は、親が自分のすべてを受けとめてくれると信じているとも言えますから、もしかしたら、自分がやりたかった子育てができているのかもしれないと思いました。
ですから、私は「期待」よりも「応援」というスタンスがいいと思っています。
「期待している」という言葉には言っている側が描いた理想や希望が込められていて、いわば、それを相手に押しつけている状態です。
親の期待は隠そうとしても伝わってしまうものだろうから、期待に応えるために子どもが無理をしていないか?アンテナ張っておくようにしないとなと思いました。
以上。
理論より実践。
しばらく子育て本は読まない気がします!