長年精神科医をなさって、自然療法に造詣の深い臨床医の、

 

もしかしたら最後の本かもしれない「精神科治療のコツ」を読んで、

 

私はこれまで自分が「もしかしてそうかも」と思っていたことが、

 

人の「健康」にとってビンゴであることが分かり、感銘を受けました。

 

以下、抜粋してお届けしますね✨

 

 

 

〇生きている「いのち」とは、多彩なフィードバックシステムであり、「健康」とは、「ゆらぎながらの安定」である。フィードバックシステムが順当に作動しているとき、人は「健康」と呼ばれます。

 

〇何らかの原因(ストレスなど)で不均衡が起こると、特定のフィードバックシステムが活性化され、ほかのシステムは休息したりして、本来の均衡を取り戻そうとする。これが「自然治癒力」です。

 

〇体が自身の健康にとってよくない行い、薬、環境など認知していても、頭は生活の必要上、それを無視するよう学習して大人になっています。「必要悪」としての「感覚鈍麻」。しかし意識が無視できても体は無視できないので、そこに「邪気」(不調や病気)が発生する。

 

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〇発達障害の脳も、懸命に発達しようと努力しており、それが「邪気」となって表出する。発達障害の原因は環境汚染、農薬、薬物、食品添加物等で、それらは脳の自然回復力を阻害する。

 

〇発達障害者をよりよく育てるには、その人の「一芸」を見出して、援助し、成長させること。

 

↑我が母が私にほどこしてくれたことです( ;∀;)虚弱児童にもできることをやらせ、コツコツと段階的に伸ばしてくれたのです。私は父のあとを継いで美大に進みましたが、結局美術の仕事にはつかず、物書きになったのは母の教育のおかげです。

 

 

〇ノーベル賞受賞者の脳は軽度発達障害であることが多い。そして発達障害の人はHSPであることが多い。

 

〇HSP(Highly Sensitive Person)過敏体質。食品、薬、電磁波、衣類、建築資材、人物etc.常人が耐えられるほどの刺激で心身が混乱してしまう。

 

〇発達障害の脳は日本社会に必要な「忖度」の機能がないので、海外生活がオススメ。特に若い頃は「日本人的対人関係を避ける」のが消極的健康法。

 

 

↑私が若い頃ニューヨークに住んだり、海外旅行ばかりしていたのは、心の健康を守るためだったんですねー♪

 

〇大好きなことを仕事や趣味にして「熱中」することが「脳トレ」の極意✨

 

↑NYで物書きになると決意してからウン十年、書くことに集中して命を育んできました(^^)/

 

 

〇薬はまず漢方。ハーブなどの自然薬を使うこと。新薬は体にとって異物なので極力控える。新薬以外の「養生法」は自然治癒力の援助になるが、薬は症状を止めるだけで自然治癒力に蓋をしてしまう。

 

↑これは看護師である姉が鍼灸治療に嵌まってから、私もどうしても必要な時しか新薬を飲まなくなっているので、何十年も自然療法派です。

 

〇健康法なり養生法なり、良い作用があるとき人は「気持ち良い」と反応する。ただしそれは、「生活のための感覚無視」という悪しき習慣がない人に限る。

 

↑自ら創始した「ベリーダンス健康法」は、ただ気持ちいいだけの、動きと呼吸法による健康法💛運動嫌いな人でも我慢、努力しないで続けられます。

 

 

〇病からの離脱〇「資質の発掘は命の治療」✨

 

「病」という「退行」「挫折」からの復活に際して、「潜在していた資質を発掘する」と「災い転じて福となす」になる。軽い挫折の場合は「趣味の副業化」や、「自分に合ったストレス解消法」が有効。医者から農業に転身した人は多く、第一の人生をやり遂げての、豊かな第二の人生を歩んでいる。

 

↑物書き生活は座りっぱなしでパソコンに向かうという不健康なものなので、いくら好きだからって長時間続けた私は三十代で絶不調でした。ベリーダンスに出会って調子を取り戻したものの、振り付けを覚えたり、発表会でストレスを感じたり、若い子たちと踊らなきゃいけないコンプレックスに苛まれるダンススタジオに嫌気がさして、「ベリーダンス健康法」を上梓、教え始めました。

 

 

 

〇人間も動物の類であるから、動いている方が体調が良い。文明開化の頃から急速に運動量が減り、現代病が出てきた。

 

〇対策としてスポーツが出てきたが、偏った特殊な動きであり、虚弱者や高齢者には不向き。体を揺らすなど簡単な運動をちょこちょこするのが〇

 

横森式ぶらんぶらん体操♪

 

〇良い健康法は、行うと心身に「優しさが増える」効果があるもの。

 

〇無理をせず、できることを集中して行うと、それが「精神療法」であり「脳トレ」になる。

 

〇「無理で苦しい」ことを「頑張る」のは「不健康法」。

 

「在るものを、何とか工夫し役立てて生きる」のが、誰にとっても「健康法」であり、病気にならない生き方✨by 神田橋條治先生💛