今日は、日本料理教室が最後の日でした。

 

1年間通った教室。

 

先生がとてもユニークな人で、毎回毎回ほんっとにためになる話、目からウロコの技法の数々。ほんと、行ってよかった。

 

「料理は感動だ!」「日常の料理は頑張りすぎないこと。」「作り手が引っ張る料理。」

 

最後のここ数カ月間は、きっと 何かがつながったのかなぁ。先生のちょっとした言葉が、それこそ料理とは別の場所で悩んでいたことのヒントになるような、そんなことも何度となくあった。

 

 

今日、すべての実食も終えて、いよいよお別れですねって段になり、先生が最後のお話をしてくれた。

 

食に対して、自制心を持つこと。

 

ダイエットが必要なワタシにとっては、最初ちょっと耳の痛い話であった。

 

 

がね。

 

そんなレベルの話じゃなかった。

 

実はね。

 

先生は3年前のある日突然、重度の食物アレルギーになったんだそうな。

 

肉全般がダメになり、野菜もじゃがいもやトウモロコシ類もダメ。

そして、ごはんが一切食べられなくなったんだって。。。

 

 

お肌が弱そうなことは見て取れていたけど、まさかそこまでだとは知らず。気が付いたら生徒全員が涙が止まらなくなって。

 

ましてワタシともう一人の学びの友は、仕事として食にかかわっている身なので、味見一つが命取りになっている先生に対して、どうにもこうにもやりきれない気持ちになった。

 

アレルギーが発覚して、最初の半年は地獄に落ちた気分だったんだって。食べれもしないものを作る仕事なんて、そりゃそうなるよ。ワタシだったら続けらんない。

 

けどそれでもね。

自分が食べられなくなったけど、それを教室に来る生徒一人一人が「おいしい!」という言葉を聞いて、それを励みにそれを宝に思って続けることが出来ましたって。だから先生は「みなさんが私の先生なんです。」って。

 

ほんとにね。涙止まらなくなった。

 

先生の、ただの料理教室の先生としてはとどまらないあの情熱は、そういう絶望の中から生まれたものなんだなぁと。最後に教えられた。

 

なんつう持ちネタを最後にぶっこんでくるんだよって。

 

 

もんのすごく自分にとってもタイムリーに聞かされた話に、ちょっと考え込んでしまった。

 

ワタシは先生のようにプロの料理人ではないけど、それでも料理を生業に選んだ身。それこそ、その責任は思ってる以上に重くて、正直つぶされそうになることも未だにしばしばある。

 

 

 

 

 

けどさぁ。

 

 

 

 

 

 

やっぱ好きなんだよねぇ。

料理作るの。

 

 

 

 

 

それが仕事って言える幸せは、やっぱり変わらないんだよなぁ。。。

 

 

まいったね。ほんと。

 

最後の最後でおっきなおみやげいただいちゃったなぁ、とね。

 

 

 

先生にもらったものをちょっと整理して、改めて自分のことも考えようと思った。

 

 

この出会いに心からの感謝をブーケ1