またも職場で事件が起きた。

 

今度は紛れもなく、うちのセンターで誤嚥事故が起きそうになった。いや、起きた。

 

 

 

ご家族が帰りの遅いお客様は、センターで規定時間以外に延長でお預かりして、お弁当を食べてもらうサービスをしているのだが(まさに保育園と一緒)、その中のお客さん、Iさんが誤嚥された。

 

Iさんはパーキンソン病を患っているので、もともとお食事は「小さめ一口大に切る」という対処をしていたのだが、その日はたまたまブロッコリーを口にして詰まってしまったようで。

 

けど、Iさんは意識はしっかりしてる人なので、逆にその時、自分でどうにかしようと、さらにご飯を口にしたり他の物を入れることで詰まったものを流そうとしたらしい。それがさらに悪化の原因となり、スタッフが気づいた時にはもう息が出来ず、チアノーゼ状態になってしまったと。

 

その後救急搬送されて病院に行き、なんとか飲み込んだものを出すことが出来て原因もわかったそうなんですが、もしかしたらほんとに一番重大な事案になっていたかもしれない。

 

 

その日はワタシは休みだったから、その話を聞いた時は「とりあえず何事もなくて良かったね~。」って社員に言ったけど、今考えたら不用意な返事だったな。これ。

自分がもし調理担当だったら。そしてもし、最悪の事態になってたら。

 

考えただけで震えあがるよ。怖すぎる叫び

 

 

そういう危険を伴うには、うちらはあまりにハイリスク・ローリターンな職場環境で。。。。。。。

 

ま。その問題については、もう何度も書いたのでいいやむっ

 

 

 

 

そして。

 

その事件が起きて、当然さらなる改善を求められた。

 

その事件があった次の日に、さっそくサラダが「ブロッコリーとカリフラワーのサラダ」だったのだ。

なんじゃそりゃ?なんだけどさ。次の日だからメニュー変更も出来ずでね。

 

対処法として、とにかくザクザクと切ることにしましょうとなりました。ワタシがその日、たまたまそれを切る係りになったんだけどさ。

 

冷凍のブロッコリーカリフラワーを、その指示に従って切るとね。もうさ、ボロボロになるわけよ。ほんと、ボロボロ。

それをまたドレッシングで和えて混ぜるとさ。さらに緑と白のボロボロが混ざってぐっちゃぐちゃ。

 

しょうがないんだけどさぁ。やりながら、

 

「きったねぇなぁ。。。。。。ぼけーぼけーぼけー

 

とか思っちゃう自分がいるわけ。

 

 

しょうがないのよ。しょうがない。

 

けど、すでにボロボロになってるサラダは、どう盛りつけたってキレイになんかいかないの。

なんだかなぁ。。。これ、食欲わくしょんぼり?って。

 

 

 

 

すんごいジレンマだ。

 

この件で、他にもわかめもガンモもかぼちゃも高野豆腐も、全部小さくカットして提供しようって話しになった。

 

今の職場にいれば、この対応は仕方のないこと。必要とされる措置なんだとは理解してる。

危険が考えらえる人を基準に食事を提供しようとするのは、デイサービスという環境から言って当然のことなんだ、とはわかってる。

 

 

 

けどさ。

 

どんどん、ワタシがやりたいことから遠ざかってるんだよねぇ。

 

どんどん、やりたいことが出来ない環境になってってんだよねぇ。。。

 

 

そんなことを、ボロボロのサラダを見ながら思ったので記録真顔

 

 

 

きっと方法はあるんだと思う。安全で、見た目も味もおいしいものを作る方法は。

 

けど、それをするにはね。ぶっちゃけお金がかかるわけ。

 

そんだけのお金を、会社が使うか?お客さんが払うか?また国の助成が回るか?って言ったら、誰もそこまで考えない。

 

口に入るものが命を作っていることに、誰も気づかない。気づいたところで一番にお金をかけようとは思ってない。

 

 

ちなみに、お客さんのお昼代は270円設定。

 

その中で、うちらの人件費、発注先の配送料他経費などを引いたら、ほんとの食材費はいくらになってるんだろう。。。。。。

 

考えたら、なんか恐ろしくなってきたわドクロドクロドクロ

 

 

 

ほんと。

 

おいしいものを食べるのも、難しい時代になってきたなぁと思う次第。

 

ま。偉そうに書いてはみたがね。

 

とりあえずワタシ自身がもっとおいしいの勉強して、さらに実践しないことには説得力ねぇなぁと思った次第。

 

がんばろ~っとイヒ