みょろ~ん隊長です。




さすがの私も、そうそうゆるくはしていられなかったこの10日あまり。

今だに余震はあるし。なんかずーーーーーーーーっと

地響きがし続けてる気がするんで

普段ならへとも思わない揺れでも「びくっ!!」とくる。

でもさ、緊張ばかりしててもどうにもできないんでね。




そんなわけで

気分転換も込みで、ゆるゆる戦隊はまたも復活するのであった。

ていうか、仕事さぼってるだけなんだが。




初顔合わせのデートを商品券でお会計しやがったトシヒコ氏。

商品券は自分のお買いもののときに使えよな。

かっこわるすぎだろ。

見栄を張らないタイプってことなのかもしらんが

なんだかんだ言って、女の扱いには長けていない男だったのだろう。

まったくなぁ。もうちょっとうまくやってくれよ。


などと思いながら

今度はちょっと白髪交じりの渋い男を発見。

こちらからアプローチをしてみると

「素直な印象で好感を持ちました」と返事が来る。

そうだよ、私は自分を美化して描いたら後で問題が発生することを知っておる。

正直が一番だ。というか、正直に見せる技術は必要だ。

なんでもかんでもそのまんま出す必要はないし

相手のことも全部真実だと思う必要はない。


この人、ムツオさんとしておこう。

ムツオさんはイラストやグラフィックの仕事をしているらしい。

なんとなく、威張ってはいないんだが、堂々とした雰囲気が伝わってくる。

トシヒコさんのハイエナ姿勢を見た後なので

やっぱり男は堂々としてないとな、なんてことを思う。

世界中、いろいろなところを旅したという。

「旅行ではなく、旅です」

はいはい。男ってどうしてこうなのか。聞き流す。

まあ、とは言え、デザイン系の人は

いわゆる堅いお仕事の人よりも話が合う。

なので、やりとりは結構スムーズに進み、積み重なっていく。


正直、デザインの仕事に「経験」は決して重要ではない。

むしろフレッシュさ、大胆さが求められる。

50代に差し掛かったムツオさんの経済状況はどんなもんなんだろ。

どう考えても先細りなのは確かだ。

知り合いのデザイナーで、仕事が無くなって

元妻に¥3000貸してとかせびってる男がいるので、どうも心配になってくる。


するとやっぱり

転職のために準備中というではないか。

何に転職するのかといったら、ラーメン屋だ。


うーむ。

ラーメンか。

ラーメンをなめるなよ。


以前は青山に事務所を構えていたというムツオさん

今は板橋の友人宅に居候(!)しながら

その人にラーメン道を指導してもらっているのだと言う。

あららら

なんかプロフィールとだいぶ変わってきてませんか。


まあ、いいんだよ、ラーメン作ってたって。

私はラーメン大好きだし。

でも、好きだからこそ「なめるなよ」と思う部分もあるわけだ。

見た目は結構イイ感じだし、感覚的にも合いそうな気もするだけに

そこのところが勝敗の分かれ目だ。

ともかく、ちょっと会ってみないとな。

考慮の余地もないほど、ダメかもしれんし、イイかもしれんので。


で、逢いましょうという話にはなった。

なったのだが、間もなく店をオープンするのでしばらく出られないと言う。

んー。仕方ないので「落ち着いたころにね」ということで納める。


店がオープンしてから1週間だか2週間だか過ぎたころ

メールが来る。

「僕のラーメンを食べにきてみませんか」

なんだよ営業か?

でも、ま、渾身のスープの話をグダグダ、いや真剣に話してくれていたので

せっかくだから食べてみるかと思い、行くことにした。

しかしなー遠いんだよ。ウチ城南ですんで。板橋、行ったことないし。

ひとりで行ってラーメン食べて帰ってくるのか。つまんなそう。

そうだ、友達を誘っていこう。

客が一人でも多いほうが向こうだって喜ぶでしょ。

そうすべ、そうすべ。

てことで、私は年下の女友達を連れて、板橋へと向かうのだった。



to be continued ...

このまま帰っちゃおうかな

と思った時は、帰った方が正解だったりするものなんだが

そうとわかっていても

帰って後悔するよりは、会って後悔する方がまだいいか

なんてことも思ったり

わざわざ待ち合わせ場所からこちらに移動してもらっといて

何も言わずに帰るのは失礼過ぎるかと、罪悪感もあったり。


イケイケなおねーさんを、すっかり私だと思いこんで

「みょろ~んさんでしょ!?」と必死の形相で追いすがり

私の目の前を通り越していくトシヒコさんを見るにつけ

あー、すごくこのタイプを期待してるんだなーこの人は

なんてことをしみじみ思って切ない。

いったん好みのタイプの他人を私だと思いこんでしまうと

実物とのギャップに落胆することは間違いない。

というか人情ってものだ。


(だったら帰ってしまった方が相手のためにも良かったのかもしれんが)

背の高いおねーさんが人違いであるとわかって

がっかりした表情のトシヒコさんの白いオデコに

うっすら汗が滲んでいるのがまた妙に情けなく。

仕方ない、今日はキビシイ夜になること覚悟で声をかけよう。


あの、トシヒコさんですよね。

「あー!やっと会えた、よかった」

と笑顔で言ってはくれたが、顔は明らかに落胆の表情。

悪かったねイケイケじゃなくて。


しかし、同情してほしいのは私だって同じだ。

この顔をどういじればあの写真になるのだ??

写真の彼は面長で、言えば長瀬智也のような輪郭だったが

目の前にある彼の顔は、骨ばったヒラメのようだ。

目については写真がサングラス着用だったので、責めはしない。

しかしなー。少しワルそうな雰囲気かと思っていたのに

拍子抜けするほど間抜けな、いや、お人好しな顔だ。

どうやったらあの写真になるのか不思議でならない。

修正したのか・・・角度の問題か・・・


んなことばっかり考えているので

話には生返事になってしまう。

いきなり質問形で振られると、とっさに答えられずもごもご・・・

ベトナム料理はとても美味しかったが

そして、さらっと表面的には楽しげに(二人とも)おさめたが

私もトシヒコさんも「次は無いな」と思っている感じがアリアリ。


まあね、こんなこともあるさ。申し訳ございません。


かくして、大人な対応の二人

じゃあそろそろ、と席を立ち、ややホッとしながらレジへ向かう。

今回はちょっとかわいそうな気がしたので

きっちり割り勘にしてもらおうと思っていた。


が。家政婦は見た!

トシヒコさんがアタッシュケースからおもむろに取り出したのは

商品券だった。

商品券て。


取り出しかけた財布をバッグに戻したことは言うまでもない。

なんでアンタが商品券で私が現金やねん。絶対払わん。

てか

ださー




なぜか2件目にジャズバーに誘われて、一応行ってみたのだが

私の分¥2000は、きっちり請求されました



男たちに幸多かれ。


アルファベットに弱い国際派ビジネスマンとのあれこれから

しばらくたって

季節は秋になり

とっても居心地のいい相手に巡り合った私。

映像関係の仕事をする彼は

見た目にちっともタイプではなかったが

なんだか妙に安心できて気持ちが落ち着く人だった。


がしかし。

半年もすると色々なコトがあるもんで。

わかってくれてると思っていた私の強がりを

彼は実は全然わかっていなかったという現実が露呈。

考えてみれば

強がりだった私は自分で「彼を心配させないように」していたのだが

その通り心配してはくれないことに腹を立てるという理不尽ぶり。

彼もポーカーフェイスだったので

内心思っていることを表現しないでいただけだったと

今でこそわかるわけだが、当時は我慢ならなかった。

そんなこんなで別れが来る。


と、ほぼ同時に海外に住む人と縁が生まれ


なんてことがあって、しばらく出会い系から離れていた。




超久しぶりに出会い系を再開させたのは、いつのことだったか。

仕事も自営になってからしばらく経っていたが

どうもうまくいかないので、現実逃避も込みで(笑)

また登録をしてみる。



でも、なんかね。ぴんと来ないんだね。

やっぱ、恋愛しちゃうとあれだよね。


なので、「なんとなく」な感じで。

「まあいいか」くらいのもんで、会ってみるかと思ったりする。


今度の人は、仕事が何だったのかどうしても思い出せない。

けどスーツでアタッシュケースを持ってた。

外資系だったような広告関係だったような商社だったような・・・

プロフィールの写真はサングラスだったけど

面長で顎のしっかりした輪郭や口元なんかは、結構好みだった。

ユーモアもありそうな感じだったんだが

今回はあまり多くやりとりせずに会うことにした。

彼を、トシヒコさんとしておこう。


トシヒコさんとは六本木ヒルズのどこやらで待ち合わせた。

が、私はヒルズにそれまで1回しか行ったことがなかったので

なんだかよくわからず、かなり遅れてしまって電話をかけた。

「じゃあ今いるところで待っててください。5分で行きます」とトシヒコさん。

なんだ優しいじゃん♪



しばし待つと、電話が入る。

「みょろ~んさん、どこですか?」

「えーと駅の出口の前の・・・」と説明しかけると


「あ、みょろ~んさん!みょろ~んさんでしょ?みょろ~んさんでしょ!?」

と電話の向こうでトシヒコさんが叫んでいる。

え、誰に向かって叫んでるの?

私のそばには誰も・・・


と、目の前には

携帯を耳に当て私の名前を連呼しながら

自分より背の高い「六本木タイプ」の女子に追いすがる男がひとり。

なんか中腰でハイエナな格好になっているのが哀しい。


よく見ろよ。

私の背丈は教えてあるんだから。

その人アンタより背高いぞ。


んーーーー。どうしようかなあ。このまま帰るか。

いやそれも可哀そうな気がするが・・・・



to be continued ...

あっ。


また明日になっちゃったよ。

惜しいなあ・・・あと少し早ければ今日のうちにアップだったのに。

って、今日は明日なのか今日なのか昨日なのか。





「(自称)セクシーな国際派ビジネスマン」こと「カルベネ男」サダオさんからは

何度か電話はもらったが、さりげなくフェイドアウトさせていただいた。



以前つきあった人で「俺はどんな料理の時も赤ワインがいいの!」

と言い切るヤツがいたんだが

私はそれはアリだと思っている。

あくまでも好みの問題だから。

でもって、「俺の嗜好は、常識やセオリーからは外れてるけど」

っていう自覚があっての発言だから。

私だって

世の中では「和食に白」「魚に白」とは言われてるけれども

カツオやサバやイワシには、軽い赤の方が生臭さが気にならなくていいと思うし

醤油に白は合わないと個人的には思っている。

なので「僕はいかなる時も『カルベネ』しか飲まないのです」

というのなら、別に「そうですか」って話なんだけど。

知ったかぶって、酸味が四の五の言うからおかしなことになる。


かっこつけたかったんだろうなー。




まあ、そんなことはどうでもいいんだ。

何が決定的にダメだったかっていうと・・・


帰りのタクシーで私が先に降りたんだが

後日電話が来た時にサダオさんがこう言った。

「運転手さんが、みょろ~んさんの顔見て、眉が細いから僕と相性がいいって

人相を見るらしいんだよね。みょろ~んさんの眉、細いでしょ。僕は太い一文字」


私の眉は、太めのへの字眉ですが。





自分が思いたいようにしか思わないのが人間だ。

でも物理的に目に見えてるものは、あるがままに見ないとおかしなことに。

藤原紀香似のキャリアウーマン元カノ(未満)にしても

なぜ自分では無く上司を選んだのか、全く理解に苦しむ、ということだったが

問題は、上司を選んだ彼女の思考回路ではなくて

彼女に選ばれなかった自分の「何か」のはず。

まさに、どこか認識がズレている。


こういう人に、無責任に「セクシー」だとか言っちゃった人

彼の人生に多大な影響を与えてしまったことについて、よく考えてもらいたいね。

もう、彼はそう信じ込んでしまったじゃないか。

その後、登録のプロフィールはちょこちょこ変わるものの

「セクシー」だけは外してなかったもん。





まー、会うまでもなく、わかっていたことなんだけど

なんでこの目で確かめたくなっちゃうかねぇ、自分。

私にこそ幸多かれだよ。



さて、この後、真面目におつきあいする人と出会うんだが

そんな話聞きたくもないよねぇ。笑

ちょっとすっ飛ばしていきます。


うわ

なんかランキングが凄い上がってるのはなんでだ??


一日のうちにやたらと更新いっぱいしたからか。



てことは、明日から大幅ダウン間違いなしだね。

これが私のベストかと思うと実に残念です。




で、青山でサダオさんを待つ私。

スパイラル2Fの、青山通りを望むガラス窓に面したベンチ。

本を読みながら、どんなんが現れるのかなー

「カルベネ」はやっぱ単なる書き間違いだったのかなー

てか郷ひろみって普通、いないしなー

などと考えてるので、本のページは全然進まず。



そこへ背後から、ひょこっと顔をのぞかせた男あり。

「みょろ~んさんですよね?」



うーん。

惜しいっ

郷ひろみと柴田恭平の共通項は「肌が汚いこと」であると判明。


そこだったか~。確かに、そこは、近いか。

あと、首が妙に細いところが柴田似か。

でも、彼らの一番いいところは、似てないんだ。

惜しい。

でも「似てる」という意味では合ってるのか。


まあまあ、人間顔や背丈じゃないから。

気を取り直して、時折行くオーガニック系和食の店へ。



時は梅雨も始まろうという頃、湿気も出て来て蒸し暑いので

あっさりとした鶏肉や豆腐の料理を検討。

サダオさん「ワインはどうする?」

お、来た来た。ワイン通でしたよね、サダオさん。

今日はかなり蒸し暑いですし、サッパリ系和食ですし・・・

何かフレッシュな感じの白で・・・シャブリとかですか。

カルベネはないのかな

え、え、え、そうなの???湿気に合わないでしょ。料理と合わんでしょ。

てかてかてか、やっぱり「カルベネ」?

こうなると「カベルネ」って言いなおしてあげられない。



サダオさん、ウェイターさんに向かって

(あーやめてやめて、それ言わないで!)

カルベネはないですか」

(あーーーーーもう私この店来れませんがな)

ウェイターさん、きょとんとした顔で

「は・・ カル・・・ ?」


客も客ならウェイターもウェイターだ。

さりげなくフォローしてくれればいいものを「無知を思い知れ」と言わんばかり。

当のご本人はさっぱり意に介さず「カルベネ」を繰り返す。

キミたち、どっか行ってくれたまえ。

私をどうか一人にしてくれ。


ひとしきり「カルベネ」の注文に手間取った後

その顔に達成感を漂わせたサダオさん

「日本の夏にカルベネの酸味もいいもんですよ」


はあ。酸味ねぇ。カベルネは酸味ですか。

もうワインの話、いいから。




自分が遠くなっていく感覚の中

食事自体は美味しい店なのでしっかり食べつつ

サダオさんの元カノ(未満)の話になった。

藤原紀香似の出来る女は、最後は上司との不倫を選んだそうだ。

わかるよ。

出来る女は、アルファベットに弱い「国際派」は選ばないと思う。



男たちに幸多かれ。