習さんが両手を出してプーチンさんにハグを・・・
照れたようなプーチンさんのギコチナイ受けハグ。
この姿勢から私は、習さんがプーチンさんを尊敬している
と、読んだ。
そして、これからもお互いに頑張り合いましょう、という
シグナルを感じた。
プーチンじい様には、これからも末永く仲間でおりましょう、
と、元気でいてください、という願いが習さんから感じられた。
まあプーチンさんにしてみれば、「ジジ扱いしてくれるなよ」
という嬉しながらの情けないような、木っ端恥ずかしさも
含んでのハグであったのかも知れない。
しかしこの二人のジイ様同士のハグは、これからの中露関係の
楔を見るようで、アメリカ首脳は、アメリカマスコミ、日本
マスコミは快くは思わなかったに違いあるまい。
今後の新しい視界を覗き見たような気がする。
私は最初から米露中の「三つ巴世界」が安定世界を産むと
読んでいた。
所謂、一極支配世界というのは、最初から無理があるのだ。
世界をみんな資本主義民主社会にしてしまおうなんて、世界
各国に息づいている歴史という土壌を無視した傲慢は通用
出来ないのだ。
それで「良し」の国もあるが、良しではない国もあるのだから、
それらの包含した世界を認定する姿勢も必要なのだ。
アメリカネオコンはそれが理解できていない。
それがためにアチコチで紛争の種を振り撒かねばならなく
なって、やがて衰退の一途となっているのである。
良し、でない国々を認めてくれるから、BRICSに入りたい
国が48か国にも増えるのである。
民主主義国というが、実体は資本主義が幅を利かせているので
あって、とても民主国家とは言い難いのが実情なのである。