デビュー5年目の大山千広(24)さん。

 

史上最年少で賞金女王に輝いた。

 

男性を合わせた総合ランキング30位。

 

この大山さん

競艇界初の「母娘レーサー」という異色の存在。

 

小さい頃から「男性に勝つお母さんはかっこよくて自慢だった」。

 

「レーサーになりたい」

 

同じ職業を目指すのは自然なことだった。

 

高校では陸上の7種競技に打ち込んで心身を鍛えた。

 

努力が実り42倍の難関を突破。

 

レーサーの養成所に入学。

 

当初あまりの厳しさに何度逃げて帰ろうと思ったか!!

 

鍛錬に鍛錬を重ね

一気に勝負の楽しさに目覚め2位の好成績で卒業。

 

15年8月に母と同じレースに初デビュー。

 

16年5月同じく母と走ったレースで初白星。

 

2018年に31年間で865勝を挙げた母

博美さん(54)が引退。

 

「人に勝ちたいんじゃない 強くなりたいだけ」という。

 

目の前の勝負に一喜一憂せず高みを目指すと淡々と答える千広さん。