おはようございます
今日の京都は朝から大雨。。
この何とも言えない蒸し暑さ…
早く梅雨明けして欲しいです
日曜日は大学生の全日本でした
龍太郎は膝の怪我で出場を棄権しましたが、慎太郎はベスト8でした
どんな大会でもそうですが…
優勝者は一人だけです
指導する側になって考える事。
「勝たなければ意味がない」
か、どうか…というところです
自分自身、現役の頃は
決勝戦や準決勝で負ける事ほど
惨めな事はないと思っていました。
二番目に高い表彰台など、1番恥ずかしい場所だと思っていました。
それなら一回戦で負けている方がマシだと…。
その考え方も、現役の頃であれば間違った考えではないと思います
2位や3位で一度でも満足してしまったらそれ以上勝てないのではないでしょうか。
負けて悔しいのはみんな同じです。
負けたその時はみんな悔しいし、悲しいし、後悔もします。
でも、本当に大切なのはその後
どれだけその悔しさや後悔を維持できるか、どれだけその敗退の原因をひたすら自分と向き合い考え、次に繋げられるか…というところが1番大切だと思います
それが1番難しい。
人間やっぱり時間が経つと後悔は薄れてしまいます
この気持ちを持てるか持てないかは本人次第なので、それもまた難しいところだと思います。
私は小さい頃、準優勝や3位で誉められた記憶はありません(笑)
優勝した時ですら、初めて面と向かってお父さんからおめでとうと言われた記憶があるのは高校生の時です
大人になった今考えると、何でもかんでも誉められてしまうと次の試合で勝つ意欲や練習に対する意欲が削られていたのかも知れません。
当時はもちろん誉められたくて認めてもらいたくて仕方なかったんだと思います(笑)
アメとムチ。
とよく言いますが指導する側になってよく考える事です。
怒ってしまうとダメになってしまうタイプや、逆に怒られないとスイッチが入らない子、それは一人一人違います。
それを見分けるのは難しい事です。
特に高校生は何がきっかけでぐっと上達するか分かりません
そのきっかけやタイミングをつかませてあげるのもまた指導者の大切な役目だと思っています
話が戻りますが…
やっぱり、1番高い表彰台から見える景色は1番になった人にしか分かりません。
それは言葉では言い表す事は難しいし、何よりも伝えたところで本人がその場所に立たないと味わえないから勝たないと意味がないと思うのです。
でもその1番高い場所は必ずその人を成長させると思います。
勝てた事に心から感謝し、それを支えてくれた周りに気付き、また感謝する。
だから優勝する事にこだわって欲しい、そう思います
勝った者が全て正しいという訳ではないと思います。
でも、勝たないと見えないものもたくさんあると思います。
もちろん負けて見えるものもたくさんあります。
『勝って驕らず負けて腐らず』
何だかんだ言って一言でまとめるとこれがやっぱり、1番大切なのではないかと思います
写真は2006年の世界学生。
今月は2012年の世界学生の年で今月10日に選手団出発です
頑張れ~
Android携帯からの投稿