MAKUWAURI ~農家の野菜~ -2ページ目

はたけをうなう

MAKUWAURI最後の日、畑をきれいにトラクターで耕した。

耕してしまった・・・。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-はたぇ2


その日、畑にはエゴマ、インゲン、キュウリ、枝豆などの野菜たちがたくさん育っていた。

当然、まだまだ食べれる野菜たち。

食べるために栽培しているのだ。


しかし、MAKUWAURIを辞める以上、もう栽培する意味がなくなってしまった・・・。

これ以上野菜を育てても、意味がない。


食べれる野菜を廃棄するのはツライこと。

でも、食べるためには、野菜のメンテナンスをしないといけない。

食べないのにメンテナンスするのは、もっと意味がない。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-とらくた

相棒がトラクターで次々と畑を耕していく。

そういえばこのトラクター、わざわざ相棒と茨城まで取りに行ったっけな・・・。

重たいトラクターを軽トラに乗っけて、高速道路をヒヤヒヤしながら走ったことを、思い出す。

MAKUWAURI ~農家の野菜~-はたけ


野菜を作るのは何カ月もかかる。

更地にするのは、ほんの数時間。


さて、このブログ、どうしようか?

もう農業やらないし・・・。


でもいろんな人たちが読んでくれているようなので、

たまに、ポツポツと、身の回りのコトを書いていこうと思う。


ちなみに、私は本業であるコンサルタントとして、ややマジメに連載を書いているのが「誠ブログ」。

よろしければ、こちらをどうぞ~。テーマはよりどりみどり。

http://blogs.bizmakoto.jp/arakinc/


一応ビジネスブログということで、他のブロガーの人たちはかなりマジメに書いている。

営業スキルとか、会社での処世術とか、起業の仕方とか・・・。


しかしボクは、人気ラーメン屋が不味くて地獄だった話を書いたり、

下町のオバチャンたちの可愛らしい世間話の様子を書いたり、

果ては中学時代のヤンキーのトモダチの話を書いたり・・・かなりフザけている。


先日、このブログを運営する会社の編集長(一応、一番偉いヒト)と飲んだおり、

「・・・荒木さんのブログ、フザけ過ぎてません?」と、たしなめられた。


「面白ければ、いいんじゃないの?」

と、ボクは答えておいた。



農業最後の日、クツが壊れて、クツが増えた。

先週の金曜日、MAKUWAURI最後の出荷を終えた。

私にとって「農業最後の日」だ。


そんな日、私のクツに異変が起きた・・・。


最後の農作業を終えた夕方、農作業用の長靴からスニーカーに履き換えようとしたときのこと。

何だかクツの様子がオカシイ。何だかはずれているような感じがする・・・。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-くつ1


こんな青いスニーカーなのだが。

MAKUWAURI ~農家の野菜~-くつ2


え? 中の青い中敷って、隠れシューズだったの?

MAKUWAURI ~農家の野菜~-くつ3


あ、もうひとつクツが出てきた。これはラッキーなのか?

MAKUWAURI ~農家の野菜~-くつ4


残ったのは、サンダルみたいなスニーカー。

もう5年ほど履いているので、どうやら寿命がきたらしい。

畑に行く日はいつも、このスニーカーで通った。


農業最後の日、私のクツも壊れた。

これも運命か。

MAKUWAURI ~農家の野菜~-ぶーつ


私が愛用した農作業用の長靴。

いろんなところが切れてボロボロだが、ずっとそのまま履いてきた。


この長靴も履くことはない・・・。



と言いつつも、これからたまに畑には行かないといけない。
雑草の処理などをしなくちゃイケナイ・・・。


もうちょっと長靴は履くのだった・・・。

MAKUWAURI 終了のお知らせ

2009年秋、MAKUWAURIをスタートさせた。

私の親友と「これまでにない農業をやろう!」と。


しかし、わずか2年足らずで終了することにした。

放射能問題による風評被害の深刻化、これに伴い予想される消費者のココロの変化など。


【東京電力に損害賠償を請求する 1】  私が農業を始め、そして辞めるワケ


詳しくはこちらのブログで。



さて、MAKUWAURIは多くの人によって支えられていた。

会員さんも、そうでない人も、実に多くの人にサポートしてもらった。


みんな美味い美味いと食べてくれた。これは何よりも嬉しいこと。


私は生まれて初めての農業だったが、けっこう楽しかった。特にツライとは思わなかった。


放射能問題は終わりが見えず、このまま続けていくのはリスクが大き過ぎる・・・そんな判断です。



みなさん、短い間でしたが、ありがとうございました。

この場を借りてお礼申し上げます。


今後のこのブログをどうするか・・・特に決めてません。


あらき


レタスタワー


MAKUWAURI ~農家の野菜~

暑かった今日、ジャガイモをすべて収穫。かなりデキがよく、かなりの量・・・。


暑くなってきた今日この頃、葉物もそろそろ限界を迎え・・・。

レタスはスカイツリーのように天に伸び・・・。



おっきいキュウリと、ちっちゃいナス。

キュウリができた。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-きゅうり


立派だ。さあ、今日出荷しようと思ったら、まだらしい。

なぜ? こんなに立派なのに。


出来始めは美味くない


らしい。梅雨時は水分が多く、シャッキリ感が少ない。加えて最初の方は味がイマイチらしい。

試しに味見をしてみたが、確かにそれほど美味くない。


ということで、自家用にお持ち帰り。


キュウリはツルにどんどん実ってくる。最初の方は捨てて、捨てて、捨てる。

7月くらいになると細長くて美味いのがデキるから、もったいないが、それまで捨てるらしい。


キュウリって、不思議ネ。


ちっちゃいナスもできてきた。

MAKUWAURI ~農家の野菜~-なす

こんな感じ。こちらは最初からガンガン出荷する。あともう少しの辛抱。

やっとナスが食べられる・・・。


去年の秋以来、ボクはナスを一度も食べていない・・・。

旬の野菜しか食べない生活を数年もしていると、それが当たり前になっている。


たまにスーパーの野菜売り場を見ると、あれもありこれもあり、何でも揃っているのにビックリする。

これじゃあ、旬なんて分かるわけないなあ・・・。


そんなわけで、ナス、早く食べたいぞ。



『MAKUWAURI』は完全無農薬・無化学肥料の60組会員制・野菜宅配ビジネスです。

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MAKUWAURIへのお問い合わせは下記アドレスまで、お気軽にどうぞ。個別に対応します。


MAKUWAURI 代表 荒木亨二

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全部敷いたでゴザルよ・・・

うちのお母さんパグ「まつり」はそろそろ9歳。

最近、左足をビッコを引き始めた。走ることが難しくなった・・・。


左足の神経のみ、感覚がマヒしてしまった。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-maturi

もう、彼女をトレッキングに連れて行ってあげることができない。

抱っこして行くか・・・。


我が家は全部フローリング、片足がうまく動かないまつりはツルツルを滑り始めた。

これは足を悪化させてしまう。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-かーぺっと

ということで、フローリングすべてにカーペットを敷くことにした。

近所のビバホームにはめ込み式のカーペットタイルを買いに行った。


これだけでも足りない。店にあるやつ全部買い占めても足りず・・・。結局400枚近く購入。

廊下から順に敷いていった。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-ろうか1


玄関から徐々にカーペットが伸びていくと、気持ち良いのか、まつりがさっそく寝始める。

MAKUWAURI ~農家の野菜~-ろうか2


ん? 何それ? と、娘「めい」もカーペットの上に。

そしてついにはリビングも全面カーペットになり、まつりは滑ることがなくなった。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-りびんぐ


がしかし、困ったことができた。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-mei

暴れ馬「めい」、部屋が滑らなくなったと、ボールを追いかけて家中を縦横無尽に走り回る、回る。

寝ているまつりの頭を踏みつけたり、体当たりしたり・・・。


そんな今日この頃・・・。


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キャベ、イイカンジ・・・。

キャベツが良い感じだ。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-きゃべ


キャベツはアブラナ科の野菜、アブラナ科はとても虫に食われやすい。

ということで、野菜が小さいうちはネットをかけて虫から守ってあげる。


やがて野菜が大きくなると、ネットをはずしてあげないといけない。
今度は野菜が大きく伸びようとするのをネットが邪魔してしまうことになるからだ。


これは野菜にとってのストレス、よろしくない。

ということで、キャベツが大きくなってきたので、ネットをはずしてあげた。


ご覧の通り、葉が巻いてきた。良い感じである。

葉が所々食われているのは、ネットをかけても完全には虫の侵入を防げないため。


そろそろ出荷開始。



MAKUWAURI ~農家の野菜~-れた001


現在、イタリアンレタスを3種類栽培している。

なかでも赤がとてもキレイな「レッドファイヤー」が良いでき。


こちらは長い期間出荷できるので、こちらとしてもありがたい。そんなレタスは、まだまだ出荷する。


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ニンニク、セイコウ・・・。

昨日は梅雨の合間をぬって、一気にニンニクを収穫。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-にんにく


ニンニクは葉が黄色く枯れかけてくると、収穫のタイミングなのだ。

しかし、土が湿った状態でニンニクを収穫すると、あまりよろしくない。


梅雨時と重なるため、タイミングが難しい。

この時期はいつも土が湿っているからだ。


かといってあまり土に植えたままにしておくと、長雨でニンニクが土の中で腐ってしまう。

去年はタイミングを逸し、けっこうなニンニクを腐らせてしまった。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-にんにく


これはおよそ一月前のニンニク(左)。上に伸びているネギのような緑の葉、これが黄色く枯れるのだ。


さて昨日、一気にニンニクを収穫したのだが、とても綺麗に、真っ白のニンニクが顔をのぞかせた。

成功である。そして元々のタネニンニクは、あの青森の田子産。そう、超高級ニンニク。


巨大。人間の握りこぶしくらいはある。

これから乾燥させる作業に入る。


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おい、そんだけかい・・・

半年間も育ててきた豆類。

絹さや、インゲン、ソラマメ。


先月から出荷を開始した。当初は非常に良いデキだった。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-きぬさま


青々として食感良く、甘みが素晴らしいインゲンちゃん。

さて、これらはひとつの株にわんさかと実がなる。

ひとつひとつ丁寧に収穫し、出荷していく。後から後から、新しい豆ができてくるのだが・・・。


出足は良かったのだが、その後がいかん。

キレイな緑色だったのがやや茶褐色を帯び始め、根本となる茎が痛み始めた。

その間、わずか2週間。

もっともっと長く出荷する予定だったが、1カ月も経たずに廃棄処分。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-そらまめ


ソラマメはちっとも大きくならず、房のなかで豆が黒ずんできてしまい・・・。

半年間も育て、こちらは一度も出荷せずに廃棄処分。

かろうじて1回食べた会員さんがわずかにいた程度。


どうも豆類の生育がイマイチ。

まあ、こんなこともあるのが農業。


今、畑には新しいインゲン、秘伝の枝豆などが育っているが、無事にできて欲しいものだ。


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危険な帰り道・・・


MAKUWAURI ~農家の野菜~-くさかりき


昨日は一日中、草刈り機で雑草を刈っていた。

刈れども刈れども終わらず・・・また来週も「うぃ~ん~うぃ~ん~・・・」と、草刈りの続きなのだが。


さて、この草刈りマシーン、一日中操っていると、その振動でけっこう手が痺れてくる。

終わっても「び~ん~び~ん~・・・じわ~ん~じわ~ん~・・・」と、まだ手が痺れている。


この感覚は、アレに近い。パチンコ屋で朝から晩まで打ち続け、負け続け、帰りのバイクのヘルメットの中で

「ぴろぴろ~・・・ぴろぴろ~・・・」と、パチンコ台の音が幻聴のように聞こえるアレに、近い。


あ、それはどうでもいい話で。

この草刈りマシーンのハンドルは、上の写真の通り、上に向かって大きく「ハの字」になっている。

ハンドル幅も結構広く、これを一日運転し続け、さあ、帰るかとバイクにまたがり、異変。

MAKUWAURI ~農家の野菜~-ばいく


バイクのハンドルは下の方に向かって「小さく」「ハの字」・・・。

草刈りマシーンと正反対のハンドル。


「あれ、なんか感覚おかしいなあ・・・。」


乗りなれたバイクが、異様に運転しづらい!

カラダの感覚がすっかり草刈りマシーン仕様になっていた。


あまり草など刈るもんではない。危なくてしょうがないじゃないか・・・。




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