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無線室

無線通信、特に受信に関する考察、実験、感想などを‥‥。

 ここへ来て、各社が新型受信機を続々と発表してきています。スタンダードのVX-8(これだけ広帯域受信機能付きアマチュア無線機ですが)や、アイコムのIC-RX7はすでに発売済みとなっています。

 さらに、間もなく発売されるのがエーオーアールのAR-mini。『ラジオライフ』によると、年内にも発売される模様です。ただ、エーオーアールの日本語版サイトではAR-miniに関する記述はありません。英語版でのみ詳しい商品説明がなされているのです。
 しかも、取扱説明書やUSB接続の際のドライバー、ユーティリティソフト「Programming Tool」もダウンロードできます。中身は英語ですが、取説を見ればどのような機能があるのかが一目瞭然です。
 見た目も性能も、アイコムのIC-R5を意識していることは間違いないでしょう。アメリカでは300ドル前後で売られているようですが、日本での実売価格はいかに?!

 そして、去る11月28日にユピテルから発表されたのが、MVT-7500MVT-5500。7500は中~上級者向けの、5500は初心者向けの受信機のようです。
 いずれも共通の筐体を利用し、見た目もほとんど一緒。違うのは、7500がテンキーなどが英語表記なのに対し、5500は日本語表記になっています。このことからも、7500はMVT-7300の、5500はMVT-3400の後継機であることが想像できます。

 画像を見る限り、7500はSSB/CWにも対応したオールモード機と考えられそうです。というのも、周波数が10Hz単位で表示可能となっており、そこまでの分解能があると思われます。(注・結局SSB/CWには対応しませんでした)
 また、microSDに対応しているの点も注目。20000ch分もの膨大な周波数のメモリーに使用できるようですが、録音機能の記述がないところを見ると、microSDに録音できるかどうか微妙なようです。

 一方の5500は、3400よりも盗聴器発見機能を強調しています。最近は、テレビでも「盗聴の恐怖」と題した密着ドキュメントが再び特集されるようになってきました。
 15年ほど前も、当時の『ラジオライフ』編集長が頻繁に出演し、盗聴の実態を放送していましたが、またもや「盗聴」がブームになりつつあるようです。そんな時代背景だからか、メーカーも「これで手軽に盗聴器を発見できます」というのを売りにしたいのでしょう。

 ユピテルの2製品は、価格、販売時期とも未定。あらゆる無線がデジタル化されていく中で、メーカーもあらゆる手段を使ってユーザー獲得に躍起になっているようです。
 また、秋葉原の無線ショップも、まさに風前の灯火。老舗が相次いで閉店していく昨今、ショップ側も新製品で起爆剤をともくろんでいるに違いありません。

 これらの新製品が無線界の活性化を担う人気商品となるか、要注目です!
 最近では、iPodやMP3プレイヤーを首からぶら下げる人の姿をよく見るようになりました。かつて、ソニーのウォークマンが手軽に音楽を持ち出せるツールとして登場して以降、カセットテープ→CD→MD→MP3とメディアが変わり、今では携帯電話よりも小さいものまで登場しています。
 一方で、受信機も大型だったハンディ機も小型化しました。アルインコのDJ-X2や、その後継となるDJ-X7が登場した際は、「胸ポケットにジャストサイズの受信機」として注目の的に。イヤホンアンテナにすることにより、受信性能が犠牲になるものの、ポケットの中にこっそり忍ばせて受信することが可能になったのです。

 しかしながら、iPodなどに比べたらまだまだ大きいのも事実。ジョギング中でワッチしようとしても、意外と邪魔になってしまいます。
 人気が高いジャンルの無線が相次いでデジタル化しつつある昨今、受信機市場も徐々に下降線をたどっているようです。メーカーも、盗聴器発見機能などの付加価値をつけて市場を活性化しようとしているようですが、それでも挽回できるまでには至っていないでしょう。

 ここでメーカーにお願いです。やはり、iPodのような小型の受信機を登場させてみてはいかがでしょう? ファッション性とも相まって、一大ムーブメントを巻き起こせるかもしれません。
 でも、ネックになるのは受信回路の小型化と、それに伴う受信性能の確保でしょう。iPod並みの大きさで、しっかりシールドできるかというのも課題です。
 それに、電源も。思い切ってスピーカーをなくしてイヤホン専用にすれば、解決できるかもしれません。
 また、ボタンもアップダウン以外は必要最小限にして、ツマミ類も排除。メモリー編集はPCからの転送で、曲名ならぬ局名はカラーのディスプレイで表示できたら、それこそ「iPod風受信機」ですね(笑)。

 こんな超小型で受信機らしからぬフォルムのデザインをした受信機、どこかのメーカーで作ってもらえないでしょうか? それなりに需要もあるかもしれません。私なら「即買い」なんですけどね‥‥。
 私の自動車には、AR8600を積んでいます。余談ですが、メモリーカードEM8200で、自宅用のAR8600とメモリー内容が完全に同一になっているのです。
 自動車に取り付けられたアンテナは、144/430MHz帯用のモービルホイップ。しかも、長さはたかだか60cmという短いものです。

 そんなモービル環境では、短波の受信は絶望的といえるでしょう。ノイズ対策もしっかりしていないので、エンジン回りのノイズもひどいのです。しかしながら、これが意外と短波を受信できてしまいました。

 私の車では、AR8600の電源はバッテリー直づけ。つまり、エンジンをかけなくても電源が入るのです。
 そこで、エンジン回りのノイズを防ぐためにエンジンを切った状態でAR8600をオン。すると、海外の短波放送がそれなりに聞こえてくるのです。

 実は先日の夕方、何気なく上記の状態でメモリースキャンをかけていたときのこと。13282kHzでボルメット放送が受信できたのです。
 てっきり東京ボルメットかと思っていたら、手元の時計は17:18。東京ボルメットは毎時10分と40分から5分間の放送なので、東京ではないのです。
 放送の最後に「香港」と聞き取れたので、自宅に戻ってスケジュールを調べたら、やはり香港ボルメットを受信できたことが判明。1mにも満たないモービルホイップでも強力に受信できて、思わず驚いてしまいました。
 「これなら海外の短波放送でもクリアに受信できるだろう」と思い、41mb(7100~7500kHz)や25mb(11500~12200kHz)などの短波放送の周波数にあわせると、中国や韓国、北朝鮮やロシアなどの近隣諸国の放送が聞こえて来るではありませんか。短波に同調しているはずのないアンテナでも、しっかり数千kmの彼方からやってくる短波放送が受信できてしまうのが、電波の不思議といえるのではないでしょうか?

 では、より短波に適したアンテナに接続するとどうなるのか‥‥以前実験してみました。
 モービルホイップを外して、長さ5mほどのコードをワイヤーアンテナとして接続。AR8600の電源を入れると、何とこれが激しい混信で使い物にならなくなってしまうのです。アマチュア無線の7MHz帯なんかはただでさえ混んでいるバンドなのに、上下から激しいカブりを受けてしまいました。
 AR8600は本格的な短波受信機とは違い、混信除去機能が実に貧弱なのです。オプションでコリンズのフィルターが用意されていますが、標準ではせいぜいアッテネーターがある程度。設計段階でも、余り短波の受信を念頭に置いていないように思えます。

 このようなことから、むしろ短波に同調していないアンテナの方が快適に受信できるかもしれません。皮肉な結果ですが、車に積むにはこの程度がちょうどよいのではないでしょうか。
 今月は、無線関連の本が相次いで発売されるようです。

 まずは、航空無線の本。無線受信でおなじみの三才ブックスと、最近では航空以外の本も手がけるイカロス出版の2社が、時をほぼ同じくして航空無線ガイドを発売するのです。

  • 航空無線のすべて2009(9月20日発売、三才ブックス/1500円)
  • 航空無線ハンドブック2009(9月30日発売、イカロス出版/1800円)

     いずれも、航空無線ガイドとしては老舗といえるでしょう。「航空無線のすべて」は無線受信の1ジャンルとしての航空無線、「航空無線ハンドブック」は航空趣味の1ジャンルとしての航空無線というスタンスのようです。また、「航空無線のすべて」はA5版、「航空無線ハンドブック」はB5版と、大きさでも違いがあります。
     しかし、似た傾向もあります。それは、周波数リストがどちらも別冊付録で収録されていること。やはり、航空祭などへの携帯性を考えてのことなのでしょう。
     また、どちらも今話題のKG-ACARSも掲載。受信機とPCの連携で、“目で見える”航空無線の楽しみ方を提案しています。
     航空無線を受信するなら、最低でもどちらか1冊は傍らに置いておくべきでしょう。思い切って両方そろえたら、それぞれのスタンスの違いを読み比べてみるのも面白いかもしれません。

     次に、これまで雑誌の特集でときどき組まれていた鉄道無線ガイドが、いよいよ1冊の本となって登場することになりました。

  • 鉄道無線のすべて(9月29日発売、三才ブックス/1300円)

     鉄道無線好きとしては、待望の1冊となりそうです。以前から書籍化の要望があったようですが、ついに実現と相成りました。
     昨今の鉄道ブームで、鉄道とは何のゆかりもない出版社からも鉄道関連書籍が発売されています。そのムーブメントの中で、今回の発売となったのでしょう。
     現段階では、三才ブックスのホームページに掲載されていないので、詳しい内容が明らかになっていません。上記のリンクも、Amazon.co.jpのものです。

     しかし、検索したところ、この本の編集者のブログを発見。そこに、目次が掲載されていました。
     それによると、鉄道ファンをターゲットに、鉄道無線をきっかけとして受信趣味を紹介していくような印象を受けます。ただ、あくまで目次を見ただけなので、実際に見てみないと何とも言えませんが、貴重な鉄道無線ガイドになりそうです。

     秋の夜長、これらのガイドブックを片手に受信すると、また違った楽しさが発見できるかもしれません。
  •  悲しいお知らせです。海外短波放送を日本に広め、「BCLの神様」といわれた山田耕嗣先生が8月19日、ガンのため入院中の病院で亡くなられました。享年67歳でした。通夜は22日、葬儀・告別式は23日に、いずれも千葉県木更津市内で執り行われるとのことです。

     1970年代、山田先生の著書でBCL、短波の世界に踏み入れた人も多いと思います。私はその世代よりも少し後ですが、「ラジオの製作」「ラジオライフ」などの雑誌で山田先生の連載をよく読んでいました。
     私も以前、山田先生にお目にかかったことがあります。その風貌から、まさに「仙人」という印象を受けました。

     心からご冥福をお祈り申し上げます。
     誘導無線は、長波帯の電波を使用する電磁誘導の原理を利用した無線です。ごく限られた範囲での通信に適しており、鉄道のほか炭坑や、国際会議場の同時通訳などでも使用されています。
     電波法上では無線局ではなく、「高周波利用施設」の扱い。そのため、無線局免許状や従事者免許が必要ありません。「通信線」と呼ばれる電線を敷設する手間はありますが、微弱電波により必要最小限のエリアで通話することができます。
     そのため、通信線からわずか数m離れただけで、受信が困難になってしまいます。このことから、なかなか手軽に受信できないのが実情です。

     誘導無線の受信には、さらに大きな壁に立ちはだかります。それは、周波数が低すぎて誘導無線を使用する周波数を対応している受信機が少ないのです。
     誘導無線は、100~275kHzを使用します。ところが、この範囲をカバーできていない受信機が意外と多いのです。
     間もなく発売されるIC-RX7をはじめ、アイコムのIC-R20IC-R5といったハンディ機は下限が150kHzになっています。これでは、誘導無線の中でも比較的ファンが多いとされる京急の列車無線(基地局:130kHz)が受信できません。
     また、VX-7VX-3などのスタンダードの広帯域受信機能付きアマチュア無線機でも、下限は500kHz。発売が予定されているVX-8でもこうなってしまえば、「無線鉄ちゃん」からは「使えない」と烙印が押されてしまいます。

     一方で、同じスタンダードでも、VR-500VR-150といった広帯域受信機では、下限が100kHzで誘導無線すべてをカバーできます。廃盤となったAX400シリーズも誘導無線OKです。
     このほか、エーオーアールのAR8200シリーズや「名機」AR8000、アルインコのDJ-X8/X7/X3なども下限は100kHz。誘導無線をフルカバーします。

     しかしながら、下限が100kHzでもアイコムのIC-R1やアルインコのDJ-X1などの旧機種では、下限に近づくにつれて内部発信で受信が不可能になってしまうのです。実は、カタログスペック上の下限はIC-R1が2MHz、DJ-X1の下限は500kHz。つまり、これ以下の周波数の受信性能は保証されないのです。
     確かに、カタログでも「表示周波数」として下限が100kHzと表記されていますが、表示はするけど受信できなくても仕方がないということを意味します。もし中古の機種を手に入れるときには、この辺にも注意しましょう。

     さて、次はアンテナです。受信機に付属するアンテナでは、微弱な誘導無線の電波を安定して受信することはできません。
     最近の受信機でこそ、中波専用のアンテナを内蔵させてAM放送をクリアに受信できるようになっていますが、それはあくまで大出力の放送を聞くためのもの。やはり、専用アンテナを用意しておくべきでしょう。

     一番手っ取り早いのは、中波用のバーアンテナを流用する方法。コイルの電線を受信機のアンテナに巻き付けたり、アンテナコネクターに差し込んだりします。
     次に、ハンディ機専用のアンテナを使う方法。「DJ-X8を使ってみて」でもご紹介したティーアール無線研究会のIRアンテナを使えば、受信が難しい車内でも安定して受信ができるのです。
     ただ、気をつけなけばいけないのは、IRアンテナはBNC接栓であること。最近のハンディ機の主流であるSMA接栓には、変換コネクターで接続する必要があります。ちなみに、SMA接栓のIRアンテナはコネクターの大きさなどが関係して、技術的に困難だそうです。

     誘導無線は、「究極の鉄道無線」と呼ばれるほど受信のハードルが高いといわれています。それでも、果敢にチャレンジしてその「究極」を味わってみましょう。
     本日千葉県千葉市中央区で開催された、「ラジオライフ」の千葉エクスペディションに参加してきました。
     ご存じの方も多いと思いますが、一応説明をば。「エクスペディション」とは、しばしば「ペディ」と略され、平たく言えば読者の集いです。ラジオライフ編集部と読者相互の交流を図るイベントで、毎月1回各都道府県を巡回しています。

     20年来の「ラジオライフ」読者である私も、何度かペディに参加したことがあります。しかしながら、最近では毎年12月に行われる東京ペディのみの参加にとどまっており、各道府県ごとに行われる通常ペディにはほとんど参加していませんでした。
     ところが、今回は首都圏、しかも千葉県での開催とのこと。東京に住む私も、千葉に遠征することにしました。
     今回は、その模様をかいつまんでご紹介しようと思います。

     雨が降りしきる中、会場の千葉市文化センターにほぼ集合時間についた私は、まずは参加記念品の「ラジオライフ」ロゴ入りタオルをもらい、誌面掲載用の集合写真の撮影へ。そして、会場入りです。
     会場では、参加者が選りすぐりのグッズを持ち寄り、編集部員がそれを取材。さらに、読者同士でもグッズの見せあいも始まります。多くは書きませんが、個人的に興味深いグッズや、「どこでこんなの入手したの?」と思えるようなものまで、多種多様でした。
     一方、十数年前にお世話になった方々に再会。まさかこんな場所でお会いできるとは思っていなかったので、お互いビックリしてしまいました。

     その後、テクニカルライターの細田時弘さんのトークショーに突入。本誌では載せられないような裏話を披露していました。さらには、ゲストとして連載でおなじみのおぐりゆかさんによるQSO(アマチュア無線による交信)やグッズ放出のじゃんけん大会を開催。大盛り上がりであっという間の4時間でした。
     しかし、私はじゃんけんに負け続けグッズをゲットし損なう羽目に‥‥。やっぱり、グッズが記念品のタオルだけというのは少し寂しいですね。それでも、久々に通常ペディの濃厚な雰囲気を堪能することができました。

     無線界では数少ない情報交換の場であるラジオライフのペディション。近くで開催の折はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?(何だかペディの宣伝のようになってしまいましたが‥‥)
     6月14日に開通した東京メトロ副都心線。初の平日を迎えたおとといに加え、昨日もダイヤ乱れで混乱してしまいました。注目の新路線だけに、この「失態」もニュースになるほどです。
     そんな副都心線を走る各車両で、どの周波数に対応した無線機を搭載しているのかをまとめてみました。

    会社東京メトロ西武東武東急
    路線有楽町線・副都心線千代田線池袋線新宿線東上線伊勢崎線・日光線東横線
    運転台での表示有楽町千代田池袋新宿東上伊勢崎東横
    周波数145.0k/190.0k245.0k/190.0k147.72/143.72147.68/143.68147.80/143.80147.94/143.94147.90/143.90
    東京メトロ10000系
    7000系
    ××
    7000系「Y」×××
    西武6000系
    6050系
    ×××
    6000系「Y」
    6050系「Y」
    ××××
    東武50070系
    9000系
    9050系
    ×××
    9000系「Y」××××

    ※周波数は、「k」はkHz、それ以外はMHz。
    ※「Y」は副都心線未対応車(いわゆる「Y編成」)。

     この表での注目は、まずは千代田線でしょう。東京メトロ車だけ、千代田線にも対応しているのです。実は、千代田線霞ヶ関駅と有楽町線桜田門駅は短絡線で結ばれており、ここを介して有楽町線の車両を千代田線北綾瀬駅近くの綾瀬工場への搬出・搬入が行われています。そのために、千代田線用の無線が必要になるのです。
     また、本来は東上線でしか運行されない東武50070/9000/9050系も、将来の転属を想定してか伊勢崎線・日光線のいわゆる「本線系」の無線を搭載しています。これは、地下鉄に乗り入れない50000/50090系も同様です。この逆に、本線用の50050/30000系には、東上線用の無線を搭載しています。実際に転属するかどうかはわかりませんが‥‥。

     さて、副都心線に対応したすべての車両には、4年後の相互乗り入れに備えてすでに東急東横線の無線にも対応しています。しかしながら、東急の車両には副都心線乗り入れに対応した車両はまだいない模様。ただ、どの周波数を搭載するかはおおよそ推測できそうです。
     上の表に当てはめるなら、自社の東横線に加えて長津田工場への行き来のための田園都市線・大井町線(147.82MHz/143.82MHz)のほか、有楽町、池袋、東上に○がつくでしょう。ただし、あくまで予想なので、実際どうなるかはわかりません。

     相互乗り入れの複雑化で、搭載される無線の種類も増えています。JR在来線に乗り入れる車両以外で、1つの車両で4種類以上の周波数に対応させたのは、副都心線の車両が初めてではないでしょうか?
     ご無沙汰しております。すっかり放置プレイになってしまいました。

     さて、首都圏では、3月30日に横浜市営地下鉄グリーンラインが開通。さらに、6月14日には東京メトロ副都心線も開通が予定されています。
     そこで、これまで判明している首都圏(東京・横浜)の地下鉄の周波数をお送りします。なお、路線は東京・横浜とも運輸政策審議会の答申番号順に並んでいます。

  • 東京(東京メトロ・都営地下鉄)
    路線名基地局/移動局非常発報・保守・その他
    [1]浅草線170.0/235.0非常222.0
    [2]日比谷線185.0/155.0非常135.0
    [3]銀座線185.0/155.0非常135.0
    [4]丸ノ内線175.0/145.0非常125.0
    [5]東西線185.0/155.0非常135.0
    [6]三田線(目黒~白金高輪)147.82M/143.82M非常151.09M
    保守148.93M
    [6]三田線(白金高輪~西高島平)147.90M/143.90M保守275.0
    [7]南北線147.82M/143.82M非常151.09M
    保守148.93M
    [8]有楽町線145.0/190.0非常175.0
    [9]千代田線245.0/190.0非常175.0
    沿線電話196.5
    [10]新宿線147.96M/143.96M非常248.5
    [11]半蔵門線145.0/115.0非常175.0
    [12]大江戸線147.96M/143.96M 
    [13]副都心線145.0/190.0非常175.0
    データ205.0

  • 横浜(市営地下鉄)
    路線名基地局/移動局非常発報・保守・その他
    [1・3]ブルーライン175.0/105.0非常120.0
    保守150.53M
    保守365.2625M
    [4]グリーンライン147.8875M/143.8875M 

    ※周波数は、「M」はMHz、それ以外はkHz。斜字体はデジタル。
  •  松の内も過ぎてしまいましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

     さて、今年も無線界ではデジタル化の波が止まりそうにもありません。すでに、東京23区のタクシー無線はほとんどデジタル化し、現在アナログで運用している会社もデジタル化を計画しているようです。
     一方、東京消防庁は救急波の完全デジタル化を昨年達成し、この春からは消防波もいよいよデジタル化する見込み。最初は1、2、6、7方面と東の方からデジタル化していく模様です。
     鉄道では、JRでは山手線に引き続いて首都圏管内の在来線のデジタル化を推進。私鉄では、今年3月30日に開業する横浜市営地下鉄グリーンラインがデジタル多重無線となります。

     このように、相次ぐデジタル化で受信対象が大幅に減りつつあるわけですが、それでもアナログで受信できるものがまだ多くあります。
     デジタル化で、あきらめてはいけません! このブログでも、アナログで受信できる無線を紹介していきたいと思います。