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無線室

無線通信、特に受信に関する考察、実験、感想などを‥‥。

 予定では、とっくにデジタル化されているはずの3号線区。本来なら、4月にもデジタル化してしかるべきなのですが、既報の通り免許申請の不備で未だに実施できていません。
 当初計画によると、その次の4号線区は7月にもデジタル化されることになっています。さすがに2か月以内には3号線区もデジタル化されるでしょうから、今後のスケジュールに影響はないはずです。
 ただ、ここまで遅れてしまうと、逆に心配になってしまいます。受信する者にとっては、アナログが延命してかえって喜ばしいことと言えますが‥‥。

 結果的に、3号線区はまだアナログで楽しめていますが、いつデジタル化してもおかしくありません。沿線の方、心して聞きましょう。
 アルインコのDJ-X8に限らず、最近の無線機や受信機は、電源電圧が下がってくると電源をオンオフしてバッテリー交換を知らせてくれます。ところが、これがときにやっかいな存在となるのです。
 というのも、DJ-X8は[FUNC]キーを押しながら電源オンするとリセットがかかるようになっています。そのため、電圧降下時に何かの拍子に[FUNC]キーに触れてしまうと、音量やVFOなどがリセットされてしまうのです。
 さらに、セットモードでメモリー保護機能をオフにすると、メモリーまで消えてしまうことに。メモリー編集ソフトがなかったころ、うっかりメモリー保護機能をオフにしてしまったがばっかりに、電圧降下時に[FUNC]キーに触れてしまったためメモリーがすべて吹っ飛んでしまったことがありました。

 実はこの間も、同じように電圧降下してバッテリー交換を促す「お知らせ」状態に。こうなってしまうと、バッテリーを外す以外には電源オフできません。
 そこで、電源オフしようと鞄の中からDJ-X8を取り出そうとしたら、何かの弾みで[FUNC]キーに触れてしまった模様。画面が今まで聞いていた周波数ではなく、初期設定の145MHzになってしまったのです。
 「まさか!?」と思うも手持ちの予備バッテリーがあるわけではなく、自宅に帰ってバッテリーを交換。おそるおそる電源をオン‥‥すると、設定だけがリセットされて、メモリーは無事でした。仮にメモリーがすべてなくなっても、今ではメモリー編集ソフトでPCから転送できるので楽ですが。

 最近では、メモリー編集ソフト以外でメモリー書き込みはしないので、普段からメモリー保護をオンにしていたのが幸いしました。皆さんも、電圧降下時にはくれぐれも[FUNC]キーに触れてしまわないようご注意ください。
 前回、一時停波していた3号線区のデジタル波が復活したことをお知らせしました。しかし、これが間違いであることが発覚したのです。
 きっかけは、前回の記事にコメントをいただいたspsさんからの情報。これによると、西国分寺駅でデジタル波を受信したそうです。その周波数は、以下の3波となります。
352.56250
352.65000
352.66875
※周波数はMHz。

 いずれも基地局の周波数です。spsさんは、西国分寺駅そばにある武蔵野線の小平トンネルに入るとデジタル波が受信できなくなったことから、中央線の電波と推察したようです。そこで、私も裏を取るべく別の場所で受信を試みました。
 私が最初に受信したのは、水道橋。ここでは、以下の周波数でデジタル波をキャッチできました。
352.56250
352.65000
352.66250
※周波数はMHz。

 これもすべて基地局の周波数ですが、352.65000MHzだけは0.7秒に1回電波が途切れます。その後、飯田橋、中野、荻窪と移動しましたが、やはり水道橋で受信できた周波数でデジタル波を確認しました。
 spsさんは352.66875MHzで受信できたようですが、これはどうも352.66250MHzのようです。ナローFMでの受信だと、6.25kHzステップでの周波数の確定が困難に。spsさん自身も、隣接周波数にかぶりまくりで不正確であることをおっしゃっています。いずれにせよ、これら周波数は中央快速線のデジタル波だったようです。

 ただ、中央快速線は4号線区。ちなみに、4号線区はA/Bタイプ2ch区間のうち、以下の区間が該当します。

宇都宮線上野~黒磯
中央快速線東京~甲府
総武線千葉~佐倉
成田線佐倉~成田空港
我孫子~成田
武蔵野線新鶴見~府中本町
新松戸~西船橋
東海道貨物線鶴見~大船

 前回「3号線区デジタル波復活」としてお伝えした電波は巣鴨付近で受信していたので、本当は宇都宮線のデジタル波を受信していたのです。実は、巣鴨には山手線と山手貨物線の基地局が設置されているのですが、その割には電波が弱かったのが気になっていました。これに加えspsさんからの情報、さら私自身の受信報告にを総合すると、上記周波数は4号線区の試験電波と結論づけられるのです。

 ただし、気になるのは「3号線区よりも先に4号線区がデジタル化するのか?」ということ。結論からすると、それはあり得ないでしょう。
 今回の4号線区のデジタル波は、本来のスケジュールでは予定通りなのかもしれません。というのも、元々5月は3号線区がデジタル化しているので、設置が終わった基地局の調整のため試験電波を発射してしかるべき時期なのです。
 ところが、3号線区のデジタル運用開始直前に免許申請の不備が発覚。予定なら4月26日にはデジタル化していたはずなのに、今もってデジタル運用を開始することができないのです。
 それでも、4号線区以降のスケジュールに影響を与えないようにしなければなりません。周波数の捻出ができないため、4号線区の基地局は予定していた周波数ではなく、3号線区の周波数でとりあえず試験電波を発射していると考えられます。

 今後も、デジタル化の動向に注意を払う必要がありそうですね。
 本日、いったん停波していた3号線区のデジタル波が再度開局しました。すでに基地局の調整が終わっているはずなので、順調にいけば今週もしくは来週の日曜日から運用開始するものと思われます。
 免許申請の不備があったため、4月にも行われる予定だったデジタル化が延期に。その間、大慌てで書類をそろえて申請した模様です。
 予想通り4月26日にも予定されていた、JR列車無線3号線区のデジタル化。実は、急遽中止になったようです。
 もともとこの日にデジタル化を予定したにもかかわらず、免許申請の不備が発覚してデジタル波の運用ができなくなったとのこと。そのためか、今まで出ていたデジタル波も停波しています。

 それほど長い期間とはならないようですが、結果的にアナログが延命することになりました。おそらく数日から2~3週間くらいは、アナログを受信できそうです。
 ただ、デジタル化は厳然たる事実。4号線区以降も、ほぼスケジュールどおりにデジタル化していくものと思われます。
 以前お伝えした電波利用料の還付請求。半年たって、ようやくその振込を知らせるはがきが到着しました。
 「国庫金振込通知書」と書かれたはがきをはがすと、中に「下記の金額をご指定の金融機関の預貯金口座に振込の手続きをしましたので、通知します。」と書いてあり、その下に振り込み金額の詳細が明記してあります。今回還付されたのは600円で、支払自由は「電波利用料還付金」となっていました。なお、振込は4月10日付で行われたようです。

 ところで、今回の還付でどれだけの経費がかかったのでしょうか? そして、アマチュア局の電波利用料が年500円だったころ、500円を回収するのにそれ以上の経費がかかったといいます。アマチュア局が年300円になったことで、アマチュア局での赤字分を、携帯電話会社や放送局など電波を多数利用している企業から補填しているのでしょう。
 まずはお詫びです。以前、3号線区のデジタル化Xデーを3月29日と予想しました。しかし、その予想は外れ、今現在もアナログで運用してます。結果的に予想は外れましたが、それでも3号線区がデジタル化されることには間違いありません。
 今月に入り、3号線区のあちこちでデジタル波が確認できるようになりました。先月末は常磐線だけだったのが、東北貨物線、東海道線でもデジタル波をキャッチ。いよいよ3号線区の「その日」が近づいてきているようです。

 そこで、懲りずに予想を。やはり最終日曜日があやしいので、4月26日にデジタル化と予想します。
 予想が当たっても外れても、デジタル化の方針はゆるぎない事実です。沿線にお住まいの皆さん、聴くなら今しかありません!
 昨年、関東総合通信局からお手紙が来ました。封筒には「電波利用料還付のお知らせ」と表書きがしてあります。
 今はやりの「還付金詐欺」‥‥ではなく、ちゃんとした還付金のお知らせでした。印刷ではありますが、「関東総合通信局歳入徴収官」の公印も押してあるのです。

 左の自己紹介欄にもありますが、一応私もアマチュア無線局の免許を持っています。再免許の際に電波利用料の前納を申請したため、5年分の電波利用料を納めていたのです。
 当時の電波利用料は、アマチュア局は年額500円。従って、2,500円を前納したことになります。

 ところが、昨年10月1日に電波利用料が改定され、アマチュア局は年300円に。私の局免許は平成23年までなので、残り2年分の電波利用料が過払いとなり、差額600円を還付されることになったのです。
 そこで送られてきたのが、この通知。同封の還付請求書に必要事項を記入し総通に返送すれば、銀行に電波利用料の還付金が振り込まれるのです。

 この通知が来たのが、昨年10月のこと。しかし、到着してすぐに請求書を返送したものの、4か月半たった今現在、まだ還付金が振り込まれていません。
 お知らせには「手続きに多少のお時間をいただくことがありますのであらかじめご了承ください」とありますが、年度末あるいは年度替わりにでも振り込まれるのでしょうか?
 もう少し様子を見て、それでも振り込まれなかったら問い合わせようと思います。
 以前Amazon.co.jpで予約したWRTHの発送が延期になり、予約をキャンセルしてWRTHから直販した話を紹介しました。Amazonからの発送が遅れた理由が、月刊短波に掲載されていたのです。
◎米国AmazonでのWRTH2009発送2月にずれ込む
 WRTH社のNicholas Hardyman氏によると、米国Amazon社でWRTH2009を予約した人々への発送が2月にずれ込んでいる。これは前代未聞のことで、WRTH社ではこの点をAmazon社に問い正した。その結果、英国からAmazon社宛のWRTHがNew York港に到着したのは12月16日で、その後トラックでVirginia州にある配送センターに送られた事が分かった。本来ならばクリスマスまでに発送完了できる日程である。Amazon社は何らかの理由で2月(公式には1月15日となっているが)までWRTH2009を倉庫で眠らせておいたらしい。このことで世界中の多くのDXerやDXクラブがWRTH2009を受け取るのが大幅に遅れた。2010年版では新たな配送方法を考える予定である。 (HCDX)
 上記はアメリカのAmazon.comでの話ですが、日本法人でも当てはまる事情と言えそうです。「何らかの事情」が明らかになっていませんが、倉庫で放置プレイにでもなったのでしょうか?
 月刊短波の編者も、2度目の発送延期でAmazonの予約をキャンセルし、WRTHからの直販に切り替えたそうです。考えることは皆一緒のようですね。
 着々とデジタル化が進んでいるJRの列車無線。2007年8月26日にデジタル化した1号線区(8ch区間)、今年1月25日にデジタル化した2号線区(3ch区間)に続き、今年度末には3号線区(4ch区間)のデジタル化が予定されています。
 そろそろ試験電波が出てくるかと思われた矢先、ついに3号線区のデジタル波をとらえることに成功しました。

 区間は山手貨物線巣鴨付近と、東北貨物線上中里~王子付近。以下の周波数でデジタル波をキャッチしました。
352.56250/336.06250
352.65000/336.15000
352.66250/336.16250
 左が基地局、右が移動局の周波数となります。
 ここで注目なのが、352.65000MHz。以前掲げた割り当て表を見ると、当初は7ch(山手線)として割り当てられた周波数です。しかし、前回お伝えしたとおりいったん停波していました。
 そこで、限られた周波数の中でのデジタル化、言うなれば周波数の移行となると、デジタル化したchで機能制限、具体的には音声通信だけでデータ通信は使わないといった措置が執られているようです。これにより、本来1chにつき3波の割り当てを少なくし、空き周波数を捻出して次の線区のデジタル化に備えているのでしょう。
 ただ、一度3波で送信しているのは、デジタル基地局の調整という側面もあると思われます。調整が完了したのち、音声通話ができる最低限のchだけ確保して、完全デジタル化後には周波数を再構築した上で本格運用に移ると考えられそうです。

 ところで、3号線区のデジタル化はいつになるのでしょうか? 2号線区を例に取ると、デジタル波の送信を開始してからデジタル化するまで、2か月かかっていません。そして、1号線区も2号線区も、月末の日曜日初電からデジタル化しているのです。
 このことから、3号線区のXデーは3月29日と予想できます。あんまり当てたくないですが、予想通りとなるのでしょうか?